私は私の好きな男性が好きな“女性”になる為に彼好みの女になる!
私には好きな男性がいる。
でも? 彼は物凄くモテるから私みたいな“普通の女の子”に
興味がないみたいだ!
だから私は彼が好きなタイプの女性になる事にした。
・・・先ずは、彼がどんな女性が好きかリサーチするところから始める!
私の女友達に彼の好きな女性を聞いてもらったり。
同じバイト先の男の子に協力してもらい、彼が好きそうな女性を訊い
てもらったりした。
“その結果! 彼は派手な女性が好きだと分かる!”
パンツが見えそうなミニスカートに薄手の露出が多い服に5㎝以上のヒール
真っ赤なリップのスタイルのいい女!
これって? ホステスの女かモデルの女じゃないの?
私みたいな細身の何の魅力もない女に彼が魅力を感じる訳がない!
私はそれならと? 早速、“整形外科”に行き“私はパーフェクトボディ
を手に入れると心に決め整形外科へ。
顔もモデルのようなシュッとした顔に、鼻は高く唇はぷわっと柔らそうな
目はまっちりと、二重あごもシュッと、体も胸は豊胸手術で大きな胸に
お尻にもシリコンで丸みのあるお尻に何よりガリガリの体に肉を付けて
私はこの日、“彼好みにの女に生まれ変わった!”
・・・手術後は腫れも酷く、
3ヶ月後には全ての腫れが取れキレイな体に私は生まれ変わる!
そして私は“生まれ変わった私で彼に会いに行く事にした。”
彼が好きなド派手な格好で彼に会いに行く。
『“お久しぶりです。”』
『えぇ!? 俺と会った事あるの?』
『・・・い、いえ、知り合いの女の子に貴方の事は訊いていたので。』
『なんていうか? めちゃめちゃスタイルいいね!』
『そう? 私スタイルイイですか?』
『“あぁ、俺好みの女性だよ!”』
『・・・良かった。』
『えぇ!?』
『そしたら? “今日、飲みに誘ってくださいよ。”』
『えぇ!? いいの? 行く? 俺後で迎えに行くけど?』
『じゃあ、お願いします。』
『“なんか? 見た目と違って性格は控えめなんだね。”』
『・・・えぇ!?』
・・・確かに、見た目はド派手な女なのに“性格は元のままだ。”
控えめで引っ込み思案な感じが少し出ていたように感じる。
彼がそんな些細なところも見ていたのか? 私の元々の性格の部分を
言い当ててきた。
正直! ビックリしたのとバレないようにその時は必死だった。
【プープープープープー】
『えぇ!?』
『早めに来ちゃった!』
『飲みに行くのに、“車で来たんですか?”』
『帰りは、“運転代行サービス呼ぶから大丈夫!”』
『そうなんですね、良かった。』
『よし! 今日は飲むぞ~!』
『私もあまりお酒飲めなんですけど頑張って飲みます!』
『えぇ!? お酒飲めないの?』
『そんなに強い訳じゃないだけですよ。』
『そのさーその、話し方やめようーか! タメ口でいいから!』
『あぁ、ううん!』
・・・彼がよく行く飲み屋に行くと?
既にそこには、彼の友達が数人いた私よりも年下の女の子も
何人か居る。
『ごめん、勝手に友達呼んでおいた! でもさー楽しい方がいいじゃん!
いいよね?』
『あぁ、ううん。』
『よし! 皆で今日は飲むぞー!』
【かーんーぱーい!】
“乾杯”した後は? 彼はお酒を何杯も飲み干してベロンベロンに
酔いはじめる。
とてもじゃないがまともな話が出来る状況ではなかった。
しかも? 彼の男友達が私に近づいてきて口説き始める。
『ねえねえ? “俺と今日だけワンナイしない?”』
『私は皓祐君の事が好きだから、』
『はぁ!? 見ろよあれ? あんな男がいいのかよ!』
『もう帰る!』
『なんで何にもないまま帰れると思ってんだよ! まだココ居ろ!』
『やめて!』
『おい! やめろ! 彼女が嫌がってるだろう!』
『・・・ア、アキトさん。』
『もういい! お前はあっちで飲んでろ!』
『・・・わ、分かりました。』
『家まで送ります! 皓祐はもう酔っぱらって今日はこのまま酔いつ
ぶれて店で寝てるだけなんで、今日はもう役に立ちませんよ。』
『・・・で、でも、』
『大丈夫! 皓祐が酔ってない時にオレから説教しておきますから。』
『・・・あぁ、はい。』
・・・彼は物凄く紳士的で優しく私を家までタクシーを捕まえて送ってくれた。
私はそんな彼を好きになってしまう。
『じゃあーまた!』
『あぁ、はい、あぁ!?』
『えぇ!?』
『“また会えますか?”』
『勿論、じゃあー!』
『はい。』
“今は新しく好きになった彼好みの女になる為に、完全な整形を目指して
頑張っているところだ!”
胸も大きな胸から美乳にスタイルもほどよく、お尻も丸みの大きな
お尻から小ぶりの小さなお尻に、顔周りは鼻は少し低くして目も一重に
唇も元に戻した。
彼は大人しめの控え目な女性がタイプらしい。
“私は今日から彼好みの女になる事を誓う!”
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