第漆話 開戦! ハイ・ウィッカム基地の戦い!
前回までの機械神話!
3つの出来事!
1つ!ワルシャワ・オケンチェ基地防衛戦が終わり!
2つ!彼等はノアのパイロットとなる!
3つ!そして彼等は新たなる戦いへと臨むことになった!
ヒシュー
高度100km!
地球と宇宙の狭間!
地上の敵からも宇宙の敵からも索敵範囲外とされる空間を基地上空に向かい進む!
「基地上空まで5分!作戦開始まで1時間です!」
「…」
「まだ起きてないみたいですね……起きてくださーい!マスター!」
「…」
「仕方ないですね…」
「んっ…!?苦ッ!!強制起床剤か!」
「おきましたねー!マスター!」
「マキアてめぇ!」
「作戦開始前ですよー!」
「…そうだな……」
「私はこのハイ・ウィッカム基地奪還作戦の指揮官兼アークイド副艦長のサナダだ!作戦の本通信は事前に録音してある物である!作戦開始まで繰り返し再生されるようになっている!作戦内容の確認を怠らないように!」
「本放送から55分後に艦砲射撃を開始!荷電粒子圧縮砲により敵艦隊および基地を破壊したのを合図とし全小隊攻撃を開始せよ!」
「小隊の指揮は各小隊の隊長に任せる!」
「では全小隊作戦開始まで待機せよ!」
2507年4月3日05:55
「作戦開始まで5分前!各砲最終確認!第一、第二、第三小隊発進用意!!!」
「荷電粒子砲充填率100%!発射準備完了です!」
「各砲問題なし!」
「全戦闘艇部隊発進可能です!」
「了解した!指定の時間に合わせて行動を開始せよ!」
2507年4月3日05:59
「カウントダウンを開始!総員!戦闘体制!」
60 50 40 30 20
モニターの数字は戦の開始を告げるために刻一刻と進んでく
15 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0
「全砲…撃てー」
非常に強い光の球と柱の周りをミサイルの放つ光の線が彩り眩い光となり、その背後には編隊を組み飛行する戦闘艇の姿は優美であった…
この優美な光を放つ存在たちは周りの敵を破壊、消滅させていく!
それは優美と言い表せるものではなかった!
最上級な美しさ…神々しいとでも言えるほどの美しさであった!
クラシック音楽をかけながら朝食を取るような単純でかつ効率的なものに見える
そしてその光は知覚した次の瞬間に破壊される敵にとっては機会にはない恐怖を与え、光を放った者達は人それぞれ違うが皆基本的にこの後始まる戦いへな期待のようなものを与えた
「指定の時間通りに…行くぞ!第08D A小隊!全機降下!」
カチャ
高度100kmで待機するために装備されていた飛行用装備は解除され落下を開始する!
雲越しでも分かる閃光に向かい進む!否!落ちる!
最初は頭が下だったが雲を抜けた時には足が下になるように体制を変え飛び蹴りのように空間固定で生み出した足場に引っ掛け減速する!
そのうち減速するために摩擦を発生させ火花を放つ!!!
火花を纏いしノアは閃光の如き姿となり!!!
勢いを殺さず!!!
偶然居た!!!
敵を補足し!!!
蹴り!!!
貫き!!!
爆散させる!!!
「チョーイイネ!キックストライク!サイコー!ですよ!!マスター!!!!!」
「そうだな」
「10周年ですしあとはドラゴンが変形したのが付いてたら完璧なんですけどね!!新作も始まったやつみたいにバイクを変形させて狐みたいにしてもいいですね!!!」
「やめておけマキア」
「ジーク気を抜くな!全機散開!!敵機は確認次第撃墜せよ!!」
「了解だ!キシベ隊長!」
「祭りの始まりだねぇ…心が躍るよぉ」
事前に資料で見ていた要塞は半壊されており地下からは球体の敵戦闘艇と損傷せずに残っていた戦艦が出撃していくのが見える
「連絡艇くん任せたよ」
艦長兼第08DA小隊隊長のキシベは拳銃型小型情報デバイスを味方の戦闘艇にむけ撃ち放つ
「マキア!行くぞ!」
「半径5000m以内の敵機2467機!そのうち本機に敵対する機体527機!二挺拳銃を使いましょう!」
「おう!」
「これが私達の必殺技!ガン=カタです!」
カチャカチャ
バックパックに懸架された拳銃を両手で構えその場で動くことなく効率的に敵に照準を合わせ!
放つ!
放つ!
放ちまくる!
敵の大軍をものともせず放ち!!破壊する!!!
破壊し続ける!!!!!
「ガン=カタとは!説明しましょう!それは!空手の型に銃を組み込み統計データを用いて敵の放つ弾丸を予測し回避し最高率の攻撃をする技術!よくわかんなかったら映画「リベリオン」を見ましょう!いやほんとかっこよくて資料として見た時から惚れて実際に使えるようにするまで計算し実行できるようにするのは大変でした…」
「そういや、マキア達はSF映画とかの技術とか使用可能なんだったな!」
「そうなんです!見てて楽しいし強くもなります!一石二鳥ですね!さすがに500年近く積み重ねられてきた作品網羅はきついですけどね!」
プシュー
熱された棒のようなものが拳銃から排出される
すぐさまジークはマキアによって提示された案を実行する!
そう!それは!
拳銃を空中に向け投げ捨てたのだ!
その投げた動作の次の瞬間!
大剣を取り出し!
肩!脚!背部の!スラスターを瞬時に全てを噴射し!敵の集まっているところへ振るう!
体験は刃先が超高速で動くことにより熱された粒子によりできており!敵を!瞬時に!溶かし!裂き!爆散させる!
剣というよりメイスと言った武器に近い振るわれ方をして敵を破壊!破壊!破壊!破壊する!
そして宙を舞っていた拳銃が落下せんと言う時彼等は剣を地面に指し!そのままの勢いで体を捻るような風にして飛びながら受け取りまた敵を撃ち!撃ち!撃ちまくる!
「マスター!拳銃の1部溶解して使い物になりません!廃棄してください!」
少し赤く成程に加熱していた銃は敵にぶつかり敵をたたきおとす
「おっ!合計100機撃墜!順調に撃墜できていますね!」
「ただ、やっぱり敵が多いな」
「そう思ってるマスターに朗報!8機ほどいると思われる隊長機の2機が近くにいると思われます!」
「そうか!ではそいつを叩く!」
地面に刺していた大剣を拾い!構え!
振るう!!!!!振るいまくる!!!!!!!
ここはあとがきのコーナーとなっております
本編で入れられなかった設定とかの補足とかを行っていきたい所存です
今回の題材はロボットの格闘についてですね
25m級となると人間で例えるなら小型の鳥を殴り落とすことと同じことをしているようなことをしなければなりません
まぁ普通にやろうものなら難しいですがここでマキアの出番です
マキアの補正により殴る蹴るといった動作から銃を撃つといった動作まで全ての動作が最適化されていますが彼には違和感を与えないようになっております
便利ですねぇ
ここでの話は半分伏線半分裏話程度に思ってくださるとありがたいです
この作品は毎週火曜更新となっております!
ぜひ次回も読んでいただけるとありがたいです!!!
また、この作品を面白いと思ってくれたならコメント等を書いて貰えると嬉しいです!
あ、誤字報告もバンバン容赦なくお願いします
ではまた来週!