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プロローグ




この物語は、




前世の記憶を持ったまま、全てを知る女神へと転生した私と




全てを忘れ、何も知らずに女神と対極に立つ悪魔へと転生した彼の




小さな世界で完結した、長くも短い物語。




前世のことを伝えずに、この世を去るか。




それとも、大罪と知りながら再び結ばれるか。




どちらをとっても、不幸な結末を変えることはできないようです。






ただ、1つ。







我が儘を許してくださるなら。







____お願いです。









____私のことを、見つけてください。




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