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第8話 作品は子供
作品は「子供」のようだ
本、映画、絵画、写真、焼き物etc...
作者が試行錯誤して創り出し、何かメッセージを吹き込むこともある
だが、どんな意図で、どんな想いで生み出したとしても
1度作者から手を離れたのなら
「子供でありながら、成長した1人の人」として歩き出す
想像や創造の自由があるように
受け取る側にも
想像と感じ方の自由がある
解説をつけて「こんな風に受け取って欲しい。」「こんな意図です。」
と主張したくなったとしても
作品を受け取る側に伝わらない場合もある
それは、作品が悪いからではない
作品を観た、聴いた、読んだという受け取った側の自由な感受性
作者側と受け取る側の想いが、膨らんだと思えば素敵なことに思える
子供が大きく成長した、と。