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第18話 「川合玉堂展」 ~日本画(山種美術館)
私は美術館に行くことが年に数回ある
10月の終わりに 東京、恵比寿駅近くの山種美術館に行った
日本画の「川合玉堂展」(かわい ぎょくどう)
3,4年前にも、この美術館で川合玉堂展を観たが、前回と重なってる絵、違う絵・・・堪能した
愛知で生まれ、岐阜で育ち、10代の若い時から修行に出た川合氏
いつからかは、東京に住むようになった
「水」を上手く描く方だと思った
雪山も川の水も緑色を上手く混ぜ、美しく表現している
刷毛の使い方も素晴らしい
これによって、絵の中の時間の流れが速く感じられたリ
「荒海」という絵は、以前もありポストカードを買ったが、とても惹かれる
岩に打ちつける波で、飛沫が、観る者にかかってくるような迫力がある
この絵は荒々しい、激しいものだが、他の殆どが、のんびりした田舎の風景や人の様子が描かれてる
また何年か経った時に「川合玉堂展」があるかもしれない
もし行けば、同じ絵だとしても、また違う印象を受けるだろう




