表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/20

第11話 ロダンの弟子 カミーユ・クローデル

彫刻家ロダンの弟子であり、モデルであり、恋仲でもあった、カミーユ・クローデル。


学生時代に友人に誘われて、彼女についての映画を観た。


そして、先日、たまたまレンタルのお店で見かけた。



東京、上野の国立西洋美術館の庭にはロダンの「地獄の門」「カレーの市民」等がある。

地獄の門の上側の部分は、カミーユがいなければ今の形になかったらしい。


ロダンとカミーユは恋におちたが、ロダンは結婚をしていた。

カミーユは精神的に揺れてしまう。

自分の創った作品を壊し、ロダンの家に向かって石を投げつけたり・・・。

その結果、何十年もの間、病院で過ごすことになった。


1つの才能が、1人の才能が消されてしまった。


2人の間のことは、2人の間でしかわからないこと。

お互いの才能に惹かれたのかもしれない、人柄かもしれない。


ただ、女性としてはもどかしい気持ちだ。

カミーユに理性があればよかったのか。

ロダンに責任感があればよかったのか。


秩序や法律などがある。

恋心というものは心の中で想うだけなら罪はない。

人の気持ちというのは、制約出来ないこと。

心を縛ることは出来ないのだから。


だが、心の中から飛び出してしまったら、いくらかの悲しい出来事が生じてしまう・・・。


壊されてしまったカミーユの作品を観たいと思った。







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ