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第10話 置き忘れられた傘じゃない

9月10月は、うつの症状が出る時期とのこと


2年前の夏だったか

ある図書館が、「学校に行きたくない生徒さんはここにいらっしゃい。」

というようなメッセージをネット上に出された


夏休みが終わり、学校にいくのがモヤモヤする

1学期で何かあって、心配事があったのかな

「なんとなく行きたくない。」のかな


その図書館には、実際に行った生徒さん達がどの位いたのかはわからない

だけど、自分の部屋の中に引きこもってしまうより


「ここは、貴方の居場所の1つにしてね。」


来たかったら来ていいんですよ、そんな受け入れ



働いてる人も同じようだ

特に新社会人と言われる1年目の人達や管理職になった人達、異動になった人達


会社に行きたくない、と



カウンセラーの人が、「自分の居場所を」と少人数で、

お喋り会や「言いっぱなし 聞きっぱなし」の会を開いてることがある


フリーターと呼ばれる人が対象の時もあれば

何かの依存症の人

どなたでも自分の居場所が欲しい人

女性限定でという場合の会

きっと他にもあるでしょう



雨の日には必ず、何本も電車の中に忘れられる傘がある

数百円だからと、もう古いからと、面倒だからと取りに行かない


でもね、大切にしたい


要らないから、存在理由がないから必要ない・・・でもね、【違う】

物と人と比べてはいけないけれど、【貴方は、電車の中に置き忘れられた傘】じゃない


ここに居ていいよ、話したくなければ話さなくていいよ

そんな場所、【自分の居場所】があると嬉しいね 



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