6話
名前が変更になりました
ヒロイン?(主人公が依頼を受けた人物)は「ルピネティフル」になりました
追記
すいません、他の所を編集していたら話の流れを忘れてしまったので、内容が変わりました・・・
どうしてメモしてなかった・・・
さて、暇つぶしに何をするか悩む
特にすることがないので、とりあえず、試合に勝ったことをあの子に報告しておこうと思う
ルピネティフルがいる所を探すために探索系統魔法を使う
探索系統魔法は文字通り何かを探索するためにある魔法である
道具を探したり人を探したり・・・他にも何かを思い出すのにも使えたりする
ただ、この魔法は鮮明に記憶していて、なお、個人を探すとなると魔力が異常に消費する
俺は魔力の方は問題ない、ルピネティフルを記憶しているかが問題だが、さすがに覚えている
さて、さっそく使い探してみる
すると魔力の糸のような物が見えてくる
どうやら家の中にいるようだ
これまた魔法を使い話しかける、イメージした者のみ聞こえるので便利な魔法である
『ルピネティフル?インフィリティ・ロタルスだが、今ちょっと家の前にいるからさ、来てくれない?試合に勝ったついでにちょっとした話でもしないか?』
相手の周辺の音も聞こえるように別な魔法を使用しているので、いきなり「ふぃにゃ!」という大きな声とともに転ぶ音が聞こえたが気にしないでおこう
『声に出して返事をしてくれれば聞こえるから』
「ふぁ、ふぁい、すぐにいくわ」
それから少しした後、家から出てきた
結構文句を言われたが、どうにか許してもらえた
それから場所を移し、また喫茶店の個室にいる
「最初の勝利おめでとう、あと、さっきの魔法を同時って・・・あなたどうなっているのよ・・・」
「いやぁ、誉め言葉として受け取っておくよ、あ、ここは俺が払うよ、呼び出したのは俺だからね」
「・・・まあ、ありがとう」
ベルで人を呼び注文する
「ケーキ二つと、おすすめの紅茶よろしくね」
「かしこまりました」
そう言い深くお辞儀をして、この場を去っていった
「あー、聞き忘れてたね、ごめんね?これでよかった?駄目ならどうにかするけど」
「いや、このままでいいわ、ありがとうね」
紅茶とケーキも届き、話に花を咲かせながら頂くとしよう
「君も大変だねぇ、この依頼も君のお父様が何か言ってきたからだったでしょう?」
「そうよ、お父様ったら何かとうるさいのよ、お姉様がなかなか結婚しなかったからかもしれないけれど、私まだ15歳よ!お姉様は「私はこのまま家でのんびりするんだ!」とか言って結婚しなかったけどそんな事も言ったことないのに」
ちょっと気持ちが分からなくもない
貴族って大変なんだなと改めて思った、自分も一応貴族だが、数百年前に「何かあったらよろしくね!」しか言われてないしな