3話
3話、①と②、まとめました
ちなみにランクはCだった
どうやら、これ以上は実績がないと駄目というルールだそうだ
もっと下でもよかったんだが、これ以上下だと他の人から苦情がくるかもしれないので最初に付けられる最高のランクを、とのこと
ギルドカードという物を貰った
これを使ってクエストを受けるらしい
さて、クエストだが、面白そうなのがいくつか貼ってあるがこれしてみようかな
内容はこうだ
決闘で優勝
ランクA
明日、レデラで大会が開催される、その大会は決闘で勝敗を決める
それで準決勝以上まで進んでほしい、このクエストを受信する場合今日の夜受け付けの横で待っていてくれ
報酬
金貨5枚
依頼者
ルピネティフル・ファリレス
受信料
銀貨1枚、銅貨5枚
場所
高鐘2回目の時、ギルド受け付け横にて
これは、まあまあ楽しいかもしれない、おそらく賭け事か何かするつもりだろう
「これよろしく、これ受信料ね」
そういって俺は金を取り出し受信料として、銅貨3枚を受け付けに置く
「はい確かに受け取りました」
そういい受け付けにいる彼女は【承諾】と書かれたハンコを押した
それからしばらくして、依頼人と会い、場所を移す
そしていま、喫茶店の個室で話を聞いている
「なんでこんな高級そうな場所に来てまで話すことなのか?」
「一応私も貴族なの、お金は持っているのよ」
貴族だったんかーい、まあいいか
「で、ここまで来て依頼内容は具体的にはなんなんだ?」
「貴族だって聞いたら少しは言葉を改めそうなものだけど」
「それをいったら俺も貴族だ、公爵だぞ」
彼女はポカーンとしたまま、固まっていた
「・・・本当に?」
「本当に、ほれ、これを見てみ」
俺は公爵である証拠の短剣を見せる
今度は空間魔法をバックの中で使いバックから取り出したように見えるようにした、この間のように相手が固まってもめんどくさいしね
この模様には王族のみが使えると言われる魔法が使われおり見ると本物だってわかるんだよな
でも俺も使えてしまう、王族だけが使えるって言って、他の人が使えないと思わせてるらしい
じゃないと複製される可能あるからな
まあ、地味に繊細なイメージが必要な魔法なのでやる人もいないだろう
「べつに改めなくていいぞ、正直今更だしな」
「誠に申し訳ございませんでした!!」
「いやだからいいって・・・」
何度か言ってようやく言葉を戻したもらった
「本当にごめんなさいね、ちなみに名前は?」
「ロタルスだ、フルネームも言うか?長いぞ?」
「覚えておきたいからお願い」
「インフィリティ・ロタルスだ」
「うん・・・うん、覚えた」
「で、話を戻すけど、ここで聞いたことは誰にも言わないでくれる?」
「お、おう」
「実は、私の婚約者で揉めてて、父に「私は結婚したくありません!」って言ったら、「お前よりも階級の高く、強く、政治の出来る者を連れてくれば認めてやろう」とか言われちゃって」
何ですかいなそれは
「俺が貴族じゃなかったらどうするつもりだった?」
「ほら、強い人の周りはいい人いそうだからいないかなーって思ってたんだけど、案の定貴族様だし、しかも公爵様だし、決闘に勝ったら、うちに一回来てくれない?来てくれるだけでいいの」
「・・・いいよ、行くよ、行くだけでいいんだろ?」
「ありがとう!」
超笑顔で言い寄られる、超可愛い、正直好みであるので行くわ、ロリコンではないと思う
・・・でもまあ、この可愛い笑顔みてたらロリコンでもいいかなって思っちゃうね
「それで?内容は?」
「えっとね、レデラの北の闘技場で高鐘が5回鳴ると受け付けが始まるわ、低鐘が1回の時に締め切りなの」
高鐘こうかねと低鐘ていかねは一日に5回鳴る
高鐘が5回鳴ると夜となり、低鐘が5回鳴ると朝になる、どちらの鐘も5回一定のタイミングで音が聞こえる
「ルールは武器の使用可、気絶もしは負けを認めれば勝ち、殺したらダメ」
ルールはすこし知っていればたぶん大丈夫
「あー了解、ルールは分かった、それと、もし父がうるさかったらこれを見せておけ」
俺の家の紋章が入った手紙を渡す
「え・・・、いいの?」
「笑顔が可愛かったからいいかなってね、たぶんそれを見せたらわかるから」
「あ、ありがとう、じゃあ、明日よろしくね」
「ああ、明日試合頑張るわ」
そういって家に帰った
昼や夜を5等分した感じのイメージ