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2話

ギルドマスターさんとお話タイム

しばらく経つとドアをノックする音が聞こえたあと、誰かが入ってきた、おそらくギルドマスターだろう

「待たせてすまない、私がギルドマスターのレディアという」

見た目は20前後の女性だ、金色の髪が美しい

「俺はロタルスだ、よろしくな」


「魔力測定器で異常に高い数値だったのと、その前の登録時の金のことで何か言っていた人があなたによって解決したというのでね、ちょっと詳しく聞きたいから呼び出せてもらった」

ああ、あのなんかうるさかったやつのこともあるのか

「ちなみに魔力は99999と出た、これ以上あるのだろうがは図れない、普通は大体魔力は500前後だ、高くても2000らしいぞ?」

「魔力量に関してはちょっと事情があってな、面倒なことは嫌だから周りに話さないと約束してくれるのなら理由は話すが」

何か言われたら面倒なので、これは約束してくれたら話そう

「ああ、約束しよう」


元々、魔力については自信があったし、魔法を専門とした学校にも行っていたということを話した


「正直に言おう、信じられない、学校に行っていて優秀な方でも2000前後だ、そんなに魔力があるならもっと有名でもおかしくはないんじゃないか?」

ですよねー

「自分でも言っていてどうかと思ったが、信じてもらうしかない、ちなみに国王様との約束でな、あんまり目立たないようにしてもらってるんだ」

「・・・まあいいか、悪いが後で調べさせてもらうよ、次だ、あの殴った奴についてのことだ、こういうやつが出てくるのは想定していたが、一応聞くがどうして殴った?」

「まともに話すのがめんどかったし、こっちもストレス貯めさせられたのでついつい、許可も貰えたし」

「うん、まあいいや、こっちも許可を出したしな、これぐらいはまあ、起きるかなって思っていたし、この話は置いといて、また並び直すのもめんどくさいだろう?ここで登録していくか?」

「ああ、そうさせてもらうよ」


えーっと?、名前と得意武器、職業、あとはなにか得意な事やなどがあったら書けと、それと貴族かどうか、罪を犯したことはないかなどなどに〇をつけていく

名前は「インフィリティ・ロタルス」と

得意武器は、短剣と槍かな、大体なんでも使えるけどね

職業は・・・、適当な魔物倒してそれ売ってるんで、なんだろうか?「冒険者」かな

犯罪歴はなし、一応この後も調べるのだろうけど

あと、大体の魔法が使えるって書いておこう

大体といったが、恐らくすべて使える


「さて、これでいいかな?」

さっきの紙をギルドマスターこと、レディアさんに手渡す

「どれどれ・・・?あ、公爵様ですか、先ほどはご無礼なことをしてしまい申し訳ございません」

まあ19歳の時に魔法を掛けたから見た目19だしな、それに、別に気にしてはいない、むしろ、普段通りの口調でしゃべって欲しい

「普段通りの口調で話してくれ」

「わかった、普段の口調で話すよ」

「それと、一応公爵の証拠として、この短剣を」

そういって空間魔法に仕舞っていた家の紋章が彫ってある短剣を見せる

「い、いまどこから取り出した?」

ああ、そういえば空間魔法って俺が創ったから普通はしらないよね

「俺の魔法だ」

彼女はポカーンとしたまま固まってしまった


・・・

「す、すまない、驚いてな」

「大丈夫、で、それでいいかな?その紙は」

「うん、問題ないね、これからよろしく」

俺は彼女と握手をしてから、部屋を出て、下に降りてきた


さて、何を受けてみようかな

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