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泡沫の夢  作者: 白雪
9/18


空が泣いているようにぽたぽたと私の頬を濡らす


まるで今の私の心情みたいだと笑ってみる



伝える先を無くした行き場のない想いはこれからどうなるのだろう

いつか消えてなくなるか、それともふらふらと漂ったままいつまでもここに残るのだろうか



そんなことわからない 今となってはどうでもいい


どうせ伝えられないのならいっそこの想いごと誰か壊してよ



そう空に向かって叫びたくなったが、返事が返ってくるはずもない


この気持ちはいく宛を見つけるまで私の心の中で迷子のようにさ迷い続けるのだろう



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