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凛として駒娘──裏見香子の大学将棋物語  作者: 稲葉孝太郎
第24章 激突!関東vs関西(2016年6月19日日曜)
140/487

140手目 決着と忖度と

パシーン!


【先手:三和みわあまねvs後手:藤堂とうどうつかさ

挿絵(By みてみん)


 ……うまいッ! ギャラリーが沸き立つ。

 同銀は3二角(!)、同玉、4三金、4一玉、3三馬で寄る。3二角に5二玉と逃げるのは、4三角成、6二玉、5三馬寄、7二玉、7一馬と入って、8三玉に8五香の串刺しがある。


【参考図】

挿絵(By みてみん)


 広いように見えて狭い。5一の金がかえって邪魔だ。

「くッ」

 藤堂さんのメガネがズレた。すばやくなおす。

 

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!

 

 藤堂さんは中指1本で王様を5二へ逃がした。

 入れ替わるように角打ち。


【先手:三和vs後手:藤堂】

挿絵(By みてみん)


 王手龍ッ!

「これで小康状態かな」

駒得こまどくはさせんッ! 4三歩だッ!」

 その手があったか。龍の素抜きとはいかないようだ。

 三和先輩は馬と引き換えに龍を回収する。

 4九角、4四歩、1六角、3四歩(?)、同角。

申命館しんめいかん将棋部は日本一ぃいいいいいッ! 4三金ッ!」


【先手:三和vs後手:藤堂】

挿絵(By みてみん)


「!」

 三和先輩はハッとなった。

「しまった……4七の歩が邪魔……」

「今ごろ気づいても遅いぞッ!」

 4七? 4七の歩がどうかしたの? 関係なくない?

 

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!

 

「2五角ッ!」

「6九角だッ!」


【先手:三和vs後手:藤堂】

挿絵(By みてみん)


 ……あッ! この手があったかッ!

 金取りが狙いじゃない。本命は5八銀だ。

 自陣を固めつつ、先手玉だけうわずらせるつもり。

 これは……どっちがいいの? 互角? 敵陣に飛車を打てば――

 その瞬間、3番席がざわついた。私は視線を転じる。


【先手:速水はやみ萠子もえこvs後手:姫野ひめの咲耶さくや

挿絵(By みてみん)


 うぐぅ……すっごい追い込まれてる。

 がんばれがんばれ。もこっち先輩、がんばれ。

 私の必死の応援とはうらはらに、速水先輩は冷静そのものだった。

 

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!

 

「6三角成」

 とりあえず王手。これは合駒をするしかない。

「5二歩」

「4二銀」


【先手:速水vs後手:姫野】

挿絵(By みてみん)


「銀打ち……?」

 姫野先輩は、うっすらと目を細めた。そして、刮目かつもくする。

 速水先輩は堂々と腕組み。

「やっと気づいたようね。この手があるから私の王様は受かってるのよ」


 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ! パシリ!

 

 姫野先輩は同金と取った。

 同成香、同玉、6四馬。


【先手:速水vs後手:姫野】

挿絵(By みてみん)


 王手金取りッ! 先手玉は詰めろがほどけたッ!

 5三に合駒では足りなくなるとみたのか、姫野先輩は5三歩と受けた。

 8六馬、3六飛成、2一馬。

 攻守逆転――いや、姫野先輩だから分からない。

「受けたほうがいいわよ」

 速水先輩、まさかの口三味線くちじゃみせん

 

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!

 

「8七歩」

 やっぱり攻めた。詰めろだ。馬が効いてるけど枚数で後手がまさる。

「あら、受けないの?」

「速水さん、口三味線はマナー違反です」

「親切で言ってるんだけど……1二飛」


【先手:速水vs後手:姫野】

挿絵(By みてみん)


 これは……そこまで意外な手でもない。

 けど、上に逃げられちゃうような? 3二歩と合駒をするのは、なんとなく詰みそう。例えば、3一馬と捨てに入って、取ると5三馬で即詰みだから、3三玉、3二飛成、2四玉、2三金、2五玉……あれ? 詰まない?

 

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!

 

 姫野先輩は3二歩と打った。速水先輩は3一馬。

 ここまでは読める。だけど、詰まないような気がする。

「3三玉」

「3二飛成」

 姫野先輩は2四玉と逃げた。

 ここで4二馬と入るのも1三馬と捨てるのも詰まない。

 

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!


「3五金」


【先手:速水vs後手:姫野】

挿絵(By みてみん)


 ギャラリーは息を呑む――詰むってこと?

 この手はそういう意味だ。でないと指せない。

 先手のはったりかどうか、姫野先輩も見極めがつかないらしい。

 じっと盤をにらむ。

 

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!


「同龍」


 パシーン!


【先手:速水vs後手:姫野】

挿絵(By みてみん)


 2連続捨てッ!?

 となりのおじさんたちは、

「詰むのか?」

「さっきから読んでるが分からんなぁ」

 とひそひそ話。

 私も分からない。1五同龍で……あッ! 4二馬かッ!


【参考図】

挿絵(By みてみん)


 王手龍がかかる。2五玉と逃げたら1五馬、同玉、3五龍、2五合駒、1六飛まで。

 だとしたら先手勝ち……って、あれ? 3三合駒だと?

 金銀香から選択できるわよ? どれが正解?


 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!

 

「同龍ッ!」

 速水先輩の4二馬に、姫野先輩はノータイムで3三香合とした。

「残念、香合のほうが簡単なのよね。同龍」

「に、2五玉……」

「2七香」


【先手:三和vs後手:藤堂】

挿絵(By みてみん)


 ……………………

 ……………………

 …………………

 ………………詰んだッ!

 2六合駒に3七桂、1四玉、3四龍、2四合駒、3二馬まで。2六合駒のところで2六龍と守るのは、3七桂、1四玉、3四龍、2四合駒、同龍、同龍、同馬まで。

 先手の勝ちだッ!

 姫野先輩は苦吟くぎんする。

「きょ、香合がまちがいとは……」

銀合ぎんあいでも金合きんあいでも詰むし、歩切れが致命傷だったわね」


 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!

 

「負けました」

「ありがとうございました」

 これで1勝。私は三和先輩のほうへ視線をもどす。


【先手:三和vs後手:藤堂】

挿絵(By みてみん)


 うッ……微妙に悪い気がする。

 藤堂さんのほうは入玉がうまくいきそうで、余裕がみられた。

 対する三和先輩は、上下をがっちり押さえられている。


 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!

 

「6三金」

 とりあえず上部を開拓する。

 藤堂さんは「ふむ」とうなった。

「王手は追う手だが……この場合は好手だ。5六銀成」

 銀を捨てた。けど、これは同玉とできない。4五角で王手金になる。

 三和先輩は上部脱出をはかる。6五玉。

 3六角成、6四銀、5二桂、6六金。


【先手:三和vs後手:藤堂】

挿絵(By みてみん)


 工夫に工夫を重ねた手だ。5六玉は6四桂が王手になるのを嫌ったっぽい。

「無駄なあがきだな。同成銀」

 同玉、6五歩、7七玉、6四桂、同金、5五角。


【先手:三和vs後手:藤堂】

挿絵(By みてみん)


 けっきょく王手金が決まってしまった。

「8七玉と寄っても6九馬で詰みか……負けました」

「ありがとうございました」

 い、1−1になった。勝負は2番席の宗像−朽木戦次第に。

 ギャラリーが中央へ寄り始めて、大混雑。

 私は押されないように気をつけながら観戦する。


【先手:宗像むなかた恭二きょうじvs後手:朽木くちき爽太そうた

挿絵(By みてみん)


 これは……王手飛車? でも、いかにも誘いのスキっぽい。

 宗像くんは、テーブルに寄りかかって挑発する。

「おい? 王手飛車だぜ? 気づいてるよな?」

「……」

 朽木先輩は静かに読みつづける。とはいえ、かけるしかないような――

 

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!

 

「かけるしかないか。3八角」

 そっちかぁ。個人的に6五角かな、と思ったんだけど。

 宗像くんはノータイムで5七玉と引いた。

 7五角、6六歩、同角、同玉、6五金、7七玉。

「7一飛だ」

 朽木先輩は飛車をまわした。金銀を打たせて、それを質駒にする気だ。

「へぇ、だったらこいつはどうだ? 8八玉」


挿絵(By みてみん)


「なに? 打たないのか?」

 朽木先輩はおどろいた。私たちもおどろく。

 すわ、チャンスなのでは?

 期待に胸をふくらませた私たちとは対照的に、朽木先輩の表情がくもる。

「そうか……そういう手か……」

 私はようやく気づいた――これ、後手はほぼ必至だ。

 放置なら3三金、同桂、2三桂成から、4三金も2三桂成から詰む。

 王手飛車の段階で後手は寄っていた。

 もちろん、朽木先輩はとっくに気づいていたはずだ。そして、宗像くんの8八玉は、わざと1手違いに持ち込む手。7七金、9七玉のあとが続かない。しかも、金を手放したら受けようがなくなる。

 20秒が過ぎたところで、朽木先輩は姿勢をただした。

 

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!

 

「負けました」

「ありがとうございました」

 朽木先輩が投了した。ギャラリーから落胆の声がもれる。

 同時に、藤堂さんは高らかに笑った。

「よーし、リベンジ完了だ。宗像、よくやった」

「べつにあんたのために勝ったわけじゃないさ……おい、朽木」

 唐突な呼び捨て、たちばなさんがムッとしてまえに出た。

「ぼっちゃまに失礼です。さん付けをしてください」

「ん、なんだおまえ? こいつの彼女か?」

「わたくしはぼっちゃまの……」

可憐かれん、僕はかまわない……宗像くん、僕になにか言いたいことがあるのか?」

「ああ、もう一局指したい」

 この提案には、その場にいた全員が眉をひそめた。

 朽木先輩は淡々とした調子で、

「悪いが、敗戦直後に対局を受けるほど、うぬぼれてはいない」

 と答えた。

 宗像くんは後頭部で手を組み、椅子をうしろに倒した。

「おまえとじゃねぇよ」

氷室ひむろくんなら病院だ」

 宗像くんは舌打ちをした。

「察しが悪いな。風切かざぎりだよ。風切と指させろ」

「指させろ、と言われても困る。僕は風切くんに指示できる立場にない」

「べつに指示する必要はないさ。電話で『宗像が指したがってる』と伝えろ」

「電話か……しかし、風切くんは最近ケガをしたと聞いた。裏見うらみくん、そうだろう?」

 いきなり話を振られた。私はどぎまぎする。

「え、あ、はい……そうです」

「まだ完治していないのではないか? このまえも具合が悪そうだったが?」

 私は朽木先輩の言いたいことを察した。忖度して、こう答える。

「はい。どうも体調が悪いみたいで、将棋を指せるコンディションじゃありません」

 朽木先輩は軽くうなずいた。宗像くんのほうへふりむく。

「というわけだ。またこんどにしてもらおう」

「おいおい、あのケガで将棋が指せないってことはないだろ」

「はて、『あのケガ』というのは? 僕はケガの内容を知らないが?」

 ……………………

 ……………………

 …………………

 ………………宗像くんの目が泳ぐ。

「チッ……おい、藤堂、もう東京に用はない。さっさと駅へ……」


「俺ならここにいるぜ」

場所:都内某所の将棋道場

先手:速水 萠子

後手:姫野 咲耶

戦型:横歩取り


▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩

▲7八金 △3二金 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △8六歩

▲同 歩 △同 飛 ▲3四飛 △3三角 ▲6八玉 △5二玉

▲3六歩 △7六飛 ▲3七桂 △7四飛 ▲同 飛 △同 歩

▲3八銀 △2八飛 ▲2七歩 △2六歩 ▲3九金 △2七歩成

▲2八金 △同 と ▲4九銀 △3九と ▲5八銀 △3八と

▲4五桂 △8八角成 ▲同 銀 △4八と ▲6九銀 △8七歩

▲同 銀 △8八歩 ▲同 金 △5九角 ▲7九玉 △5八と

▲7七角 △6九と ▲同 玉 △4八角成 ▲1一角成 △5七馬

▲5三桂成 △4一玉 ▲6八飛 △4二銀 ▲5八香 △6八馬

▲同 玉 △5三銀 ▲同香成 △3八飛 ▲5八歩 △5七歩

▲5四角 △5八歩成 ▲7七玉 △7五金 ▲8六銀 △6五桂

▲8七玉 △7六銀 ▲9八玉 △8六金 ▲6三角成 △5二歩

▲4二銀 △同 金 ▲同成香 △同 玉 ▲6四馬 △5三歩

▲8六馬 △3六飛成 ▲2一馬 △8七歩 ▲1二飛 △3二歩

▲3一馬 △3三玉 ▲3二飛成 △2四玉 ▲3五金 △同 龍

▲1五金 △同 龍 ▲4二馬 △3三香 ▲同 龍 △2五玉

▲2七香

まで103手で速水の勝ち



場所:都内某所の将棋道場

先手:三和 遍

後手:藤堂 司

戦型:横歩取り


▲7六歩 △8四歩 ▲2六歩 △3四歩 ▲2五歩 △8五歩

▲7八金 △3二金 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △8六歩

▲同 歩 △同 飛 ▲3四飛 △3三角 ▲5八玉 △4一玉

▲3六飛 △2二銀 ▲8七歩 △8五飛 ▲2六飛 △6二銀

▲3八銀 △5一金 ▲3六歩 △2五歩 ▲2八飛 △7四歩

▲3七銀 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲4六銀 △7三桂

▲3五歩 △7六飛 ▲3三角成 △同 銀 ▲6八玉 △4四歩

▲8七金 △7五飛 ▲7六歩 △8五飛 ▲8六歩 △8四飛

▲2五飛 △3一玉 ▲2四歩 △2二歩 ▲5六角 △4五歩

▲同 銀 △5五角 ▲7七桂 △1九角成 ▲3四歩 △4二銀

▲6五桂 △5五馬 ▲7三桂成 △同 銀 ▲2三桂 △4一玉

▲1一桂成 △3三桂打 ▲同歩成 △同 桂 ▲3五飛 △4五桂

▲同 飛 △5六馬 ▲同 歩 △2七角 ▲3三歩 △同 金

▲5五角 △6四香 ▲3三角成 △4五角成 ▲4四桂 △同 馬

▲同 馬 △6七香成 ▲同 玉 △6九飛 ▲6八銀 △4九飛成

▲3三桂 △5二玉 ▲1六角 △4三歩 ▲4九角 △4四歩

▲1六角 △3四歩 ▲同 角 △4三金 ▲2五角 △6九角

▲7七金 △5八銀 ▲6六玉 △3三銀 ▲3二飛 △4二金上

▲3一飛成 △3四金 ▲3六角 △4七銀不成▲7一龍 △6二銀

▲6三角成 △同 銀 ▲6二金 △4三玉 ▲6三金 △5六銀成

▲6五玉 △3六角成 ▲6四銀 △5二桂 ▲6六金 △同成銀

▲同 玉 △6五歩 ▲7七玉 △6四桂 ▲同 金 △5五角


まで132手で藤堂の勝ち



場所:都内某所の将棋道場

先手:宗像 恭二

後手:朽木 爽太

戦型:居飛車力戦


▲7六歩 △8四歩 ▲2六歩 △3二金 ▲2五歩 △8五歩

▲7七角 △3四歩 ▲8八銀 △7七角成 ▲同 銀 △2二銀

▲7八金 △3三銀 ▲4八銀 △6二銀 ▲4六歩 △6四歩

▲4七銀 △6三銀 ▲3六歩 △7四歩 ▲3七桂 △7三桂

▲6八玉 △4二玉 ▲9六歩 △9四歩 ▲1六歩 △1四歩

▲4八金 △6二金 ▲2九飛 △8一飛 ▲6六歩 △5四銀

▲5六銀 △6五歩 ▲同 歩 △同 銀 ▲5八玉 △5六銀

▲同 歩 △5四銀 ▲6九飛 △6三歩 ▲6六銀 △3一玉

▲7七桂 △4四歩 ▲4七玉 △2二玉 ▲5七銀 △4三銀

▲7五歩 △同 歩 ▲7四歩 △7六歩 ▲7三歩成 △7七歩成

▲同 金 △7三金 ▲7四歩 △6四金 ▲7三歩成 △6五桂

▲6三と △6八歩 ▲同 銀 △5四金 ▲2九飛 △7七桂成

▲同 銀 △8六歩 ▲6六銀 △8七歩成 ▲8二歩 △同 飛

▲6一角 △7七と ▲8三歩 △8一飛 ▲4三角成 △同 金

▲5二銀 △4二金 ▲4三銀打 △6七と ▲4二銀不成△6六と

▲3五桂 △5六と ▲3八玉 △3二金 ▲3三銀成 △同 金

▲4三金 △4七銀 ▲同 金 △同 と ▲同 玉 △5六銀

▲同 玉 △3八角 ▲5七玉 △7五角 ▲6六歩 △同 角

▲同 玉 △6五金 ▲7七玉 △7一飛 ▲8八玉


まで113手で宗像の勝ち

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