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我が帝国は、成れり。  作者: 尚文産商堂
第5章「戴冠式」
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第59話

 エンディケールに会うため、ルイスは公爵の邸宅から辞去し、そのまま勇士会館へと向かう。勇士会館は、人でごったがえしていた。それは、すでに入りきれないほどの勇士団員が、前にある広場にたむろっていることからもうかがえる。3人、あるいは5人、多くても9人でグループを作っては、それぞれで話し合っているようだ。

 ルイスは、その中でエンディケールを探している。どうやら広場にはいないようだと判断して、ルイスが勇士会館に入ろうとすると、右肩を叩かれた。右斜め後ろを振り向くと、エンディケールが正装して立っていた。ルイスも正装をしているし、周りも、当然そうだ。華やかな戴冠式の雰囲気が、ここだけでも味わうことができる。

「ルイスじゃないか、どうしたんだ」

「少し、相談がございます。よろしいでしょうか」

「ああ、いいぞ。どこかに行くか」

「では、近くの喫茶店では……」

「いいぞ。じゃあそこに行くことにしよう」

 エンディケールはルイスについて、そのまま歩き出した。

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