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我が帝国は、成れり。  作者: 尚文産商堂
第3章「王の死去」
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第46話

 王都へは、4日でついた。途中馬を休ませることが必要だったり、人も疲れたから、休憩を取っていたためだ。

「すでに葬儀の様相ですね……」

 フリルオが、エンディケールと話しながら街を馬に乗りながら歩いていく。町並みは、前来た時からみて、暗く感じる。何も変わっていないはずなのに、である。それは、どう考えても王の落馬が原因であろう。まだ死んだと確定の報は出ていないが、すでにみんなそう思うような感じである。

「本当に崩御されたとき、どうなるのだろうな」

 エンディケールが少し小声で話す。

「……それは、今は仰られないほうがよろしいのではないでしょうか」

「確かにそうかもな」

 周囲の目を考え、エンディケールは話題を変える。

「そういえば、本日は名代としてやってきているわけであるから、勇士会館へ泊ることができるが、どうする」

「エンディケール様がそれを望まれるのであれば」

「では、こちらだ」

 王都の中央エリアに入る前に、二人は下馬し、情報を集めるために、また宿泊をするために勇士会館へと向かった。

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