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この作品に描かれている内容は、
如何なる実在する人物、組織への誹謗中傷を意図したものではなく。
現実世界のいかなる団体、個人を指し示すものではなく、
全て物語でありフィクションであり、実在の人物・団体、実際の事件とは一切
関係ありません。
この作品いかなる犯罪行為を肯定するものでありません。
アークの優れた剣術の前に憲兵たちは、なすすべもなく殺られていく。
「お前が隊長か」
「そうだ」頭には角割れたシックスパックにへそ出し胸の部分だけを隠した、
ミニスカート姿の隊長も既に深手を負っていた。
「ドラグニック・ハウスに行って伝えてこい。この国の女は全て今日から
俺の奴隷になると」
「おのれ!」隊長のカルミアは、激昂して斬りかかろうとする。
しかし、カルミアには分かっていた。動く前に既にどう剣術を切り出すか
すべて読まれている気がしていた。自分が対峙しているのは天才剣術士なのは
疑いようがなかった。完全に気が触れているにも関わらず
剣術だけは一切の隙がなかった。
一瞬指先に力を込めて斬れる軌道を伺うが全く隙がない。
この男一体何者ー
体が動かない。いや、動かすことができない。
「ドラグニック・ハウスに行って増援を!」
「はい!」部下の憲兵が走っていく。
いや〜まいったなーこんな凄腕の剣士相手にしたことがないや
仕方ないな。
「そうか、それでいい早くこの国の王を連れてこいそれが
俺の目的だ。お前が動かないなら俺から行くぞ!」
決して動きは早くない。しかし、無駄な動きがない。
接近戦で剣をぶつけているうちにだんだんわかってくる。
年齢は、40代。決して若いわけでない。
しかし、スピードでは圧倒しているにも関わらず
こっちの攻撃が全く当たらない。
「あっ」ボコボコにやられた地面にカルミアが地面に尻もちをつく。
「さあ! 隊長さんの処刑の時間だ!」
このまま戦っていても死ぬ。やむを得ない……。
カルミアが、人形からドラゴンの形態に変怪する。
「ほー、本気になったか」配信は、既に大盛りあがりだった。
空からアークに攻撃を仕掛ける。アークは、攻撃を剣で受け止めるが
パワーで圧倒され引きずられ壁に激突する。
「調子に乗るなよ人間!」
「痛タタ……」瓦礫からアークは、立ち上がる。
「ちょっと、ギアをあげていこうかな」今度は、アークの頭上から
鋭い爪を振り下ろす。アークは、ゆっくりとかわす。
鮮血が飛び散る。そしてそのすぐにその鮮血が自分のものだと
カルミアは気づく。腕が切断された。
再び空高く上昇したカルミアは、遠方からアークに向かって
火炎の玉を吐いて攻撃する。遠方の攻撃するら見来ているのか
アークは、ゆっくりとした身のこなしで攻撃を避けていく。
しかし、カルミアが降りてこない限りアークの攻撃も当たらない。
配信を見ている視聴者たちがだれてくる。
「芋るなよ」
「おもな。他行くは」
「おい、おっさん空でも飛べよw」
「はよ、あの女殺せよ!」
「のろま!」
「死ね!」コメントが除々に荒れていく。
「うっさい! うっさい! 黙れクソがコメが! ブロクだ!」
怒り狂ったアークがコンメと欄と喧嘩し始める。
そしてコメントを次々にブロックしていく。
「ああ、じゃあ殺ってやるよ!」アークは、カルミアを諦めて
街なかの住人を無差別に殺し始める。
途端にコメント欄が盛り上がり始める。
「どうか命だけは」民家に侵入するとそこに住んでいた家族が
命乞いを始める。
「お前ら、誰から殺す」コメント欄に誰を殺すか選ばさせる。
投票結果の多かった子供から殺すことになった。
アークが刃を振りかぶる。
閃光とともにアークの刃をカルミアが爪で受け止める。
「待ってたよ!」力なく一瞬の隙をつきカルミアの体に刃が入る。
近づけばドラゴン化してもこうなることは容易に想像できた
それでも憲兵隊長としてこの選択を取らざる終えなかった。
カルミアもその場に倒れ込む。
民家を出ると大量の憲兵が待ち受けていた。
「また、随分な出迎えだな。ちょうどいいまとめて相手にしてやる!」
「私がドラゴニア総長ユーリアです。お相手いたします!」
背中がばっくり空いた純白のドレスに真っ白な王冠そして、ドラゴンの真っ黒な角
真っ黒な尻尾に、真っ黒な羽。
凶暴な爪でアークに斬りかかる。アークは最小限の力で爪を受け止める。
「随分剣がお上手ですね」
「どうも」空から攻撃すれば圧倒的に優位だが、
空にあがれば地上で何されるか分かったもんじゃなかった。
しかし、ユーリアの攻撃は、全くアークに通らなかった。
それどころか、アークの剣撃が何発もユーリアに入る。
ユーリアもすぐに人型に見切りをつけてドラゴン形態に変怪する。
しかし、圧倒的パワー差、スピード差があるにも関わらず
全く歯が立たない。
「こりゃ……ひどいな……」配信を見ながらシャドーハートは、
アークの居場所を突き止める。
街に入ればすぐに居場所が分かった。
そこら中に竜人族の死体が散乱していたからだ。
「じゃあ行くぞ」
「気を付けてね……」いつになくセラの声が重い。
剣術か……なら……
祝福剥離》
物語不成立》
これで、転生者のギフトと主人公補正が無効にすることおができる。
おかしい、スキルは、発動しているにも関わらず
攻撃が全く通らない。シャドーハートは、ドンドンダメージを負っていく。
「シャドーハート」セラの通信が入る。
「なんだ?」
「その人は、チートスキルを使用していないは」
「は? ということは、この転生者実力の剣術だけでこんなに
強いのか?」
「どこの誰か知らないが、消えてもらう」シャドーハートのHPがどんどの減っていく。
「まずいもう無理よ! 逃げて!」セラがシャドーハートに逃げるように指示する。
「分かってるのか。任務放棄は、重罪だぞ」評議会の長老がセラを諌める。
「逃げられるかよ……」なんとか、したいという思いはあるがからだが
ダメージを受けすぎて体が動かない。
「あっ!」セラが、現地に向かおうとするが、見えない壁に阻まれて
倒れ込む。
「封印を解いて」セラは、封印結界に阻まれて調停局から出ることができない。
「駄目だ」長老は、拒否する。
「なぜ、そこまでする英雄にでもなるつもりか?」いつまでもくらいついてくる
シャドーハートにアークが疑問を持つ。
「転生者の横暴を許すわけにはいかない……」
「ほー転生者殺しか……ちょうどいい転生者殺しを倒せばいい配信になるは」
「アーク! 辞めて!」
「ん? 誰だ?」セラが、魔術通信を使いアークに呼びかける。
「セラ調停局のセラ!」
「セラか……調停局……そうか……俺も討伐対象となったというこか」
「違うの……まだ間に合う戻ってきてほしい」
「戻ってきてほしい? もう手遅れだよ! 俺はもう戻らない!
俺は、彼奴等のいいなりにはならない!」
「裏切り者には死を!」
「裏切り者には死を!」評議会のメンバーが断言をする。
「セラ? どういうこと?」
「彼は、元調停局のメンバーよ」
「え?!」
「お前も調停局など離れたほうがいいぞ! 散々使い古されて
捨てられるだけだぞ。どうだ俺と配信やらないか」
「すまない。断る。お前のやってるは、虐殺行為だ」
「違うRTAだよ。ま、いいはセラ良く見とけよ!」シャドーハートに
アークがとどめをさす。
全身が、光に包まれる。
「生体反応が失われていきます。魔力を急激取り込んでいいきます」
調停局でモニターしていたセラ以外のオペレーターが報告する。
「なんだ!」
「ああああああ!」光の中から鉄の羽の生えた魔人が現れる。
「魔人? 覚醒したか?」
「嘘でしょ」見ていたセラも困惑する。
「魔人です」オペレーターが報告する。
「現時点を持ってシャドーハートは、討伐対処となる」




