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この作品に描かれている内容は、
如何なる実在する人物、組織への誹謗中傷を意図したものではなく。
現実世界のいかなる団体、個人を指し示すものではなく、
全て物語でありフィクションであり、実在の人物・団体、実際の事件とは一切
関係ありません。
この作品いかなる犯罪行為を肯定するものでありません。
枝は、真っ二つに割れる。
「は?」
「空間だよ。切断されたのは」鎧すら斬ることのできない
雑魚アイテムが、空間を切断する。化物アイテムに変貌していた。
「ビンゴね」セラの分析通りに激しい歪をそのアイテムは内包していた。
「じゃああの鍛冶屋早く処分しないとな」
「その前に」
ーまずいーそこには、一部始終を見てしまった冒険者の少女が立ち尽くしていた。
「すごいアイテムですね」少女は目を輝かせていた。
「処分対象です」
「は?」
「おい、ふざけなあんな無実の子供殺れるかよ!」
「この練習場での出来事は、絶対機密です」
「そうだな」騎士が、リボルバーを子供の方に向ける。
その目には、全く迷いが無く淡々と事務処理をする事務員のような目つきだった。
ゆっくりと人差し指が引き金を引く。
「ふざけんな!」
弾丸は、螺旋の気流をまといながらジャイロ回転しながらゆっくりと
少女の額を貫く。
瞬間ー少女目には、驚愕が浮かぶー驚き、不安、恐怖ーそしてやがって
訪れ……れ……る…………静かな……死
あれ?
少女は、何事もなかったかのように練習場とは、反対側に向かって歩いていく。
「全く信頼されていないもんだね」
「対応感謝します」
シャドーハートは、蚊帳の外で呆気に取られる。
この騎士も組織に選ばれた人間当然非凡な才能を持っているというわけだ。
「歪が知られてしまうのは非常に危険です。そこから歪が
広がりそのあ先には、破滅しかありません」
もしこの武器があの少女に渡れば彼女が容易に独裁者になることは、
想像できた。
「準備が整いましたね」
シャドーハートが、気付いたときには、あたりの空間は、切り取られていた。
そう、練習場だけは誰もはいれないような空間となっていた。
「お手並み拝見といこうかね」騎士も腕組みする。
ー観測開始ーシャドーハートは、武器を手に取る。
未来のビジョンが騎士、セラに共有される。
対象ーエルク




