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この作品に描かれている内容は、

如何なる実在する人物、組織への誹謗中傷を意図したものではなく。

現実世界のいかなる団体、個人を指し示すものではなく、

全て物語でありフィクションであり、実在の人物・団体、実際の事件とは一切

関係ありません。

この作品いかなる犯罪行為を肯定するものでありません。


第1条:所属


署名者は、

世界間調停局の監視対象兼実行者となる。



第3条:記憶


署名者の記憶は、

必要に応じて制限・編集される。




第5条:感情

任務遂行に不要な感情は、

一時的に管理下に置かれる。




第7条:拒否権


署名者は、

いかなる命令にも拒否権を持たない。


第9条:離脱

離脱を希望する場合、

署名者の存在は再評価される。




最終条項


本協定は、

署名者が人間である限り有効とする。


シャドーハートが、書類にサインすると名前が消え魔術記号に変換される。

「署名しっちゃだけど」

「ありがとうございます」

「質問していい?」

「ええ」

「過去にこの契約を破った人は、いたのか?」

「前例は、ありません」

少し沈黙が流れた。

「公式には……」このオペレーターの名前は、セラ。

これから長い付き合いになりそうだ。



「では、早速任務です」

「ああ」

「こちらが資料になります」

「ふ〜ん」

任務番号:初期調停-001

区分:観測/確認

危険度:低

内容:


「転生者と思われる存在が発生した可能性あり。

歪みかどうかを確認せよ」


「で、誰を殺せばいいんだ?」

「いえ、まだ殺すと決まったわけでありません」

「まどろっこしいな」


ガルディア 人口2〜3万人

「小さい街だな」


エルク・ノーラ 

年齢:17


性別:男


職業:鍛冶見習い


「普通すぎるな……」正直転生者としては、極めて凡庸としか言いようがなかった。

「彼は今現在は、危険ではあるませんが今後、どうなるかはわかりません。

任務の対象になるということは、評議会が危険人物と判断したということです」

「ふーん」そもそも評議会なるものがなんなのか。よく分かっていなかった。

「評議会ってなんなんだ?」

「私もよく分かっていませんが、転生者たちで構成される。調停局の最高意思決定

機関です」

「ふーん」パラパラと他の書類に目を通す。

零番ゼロバン


名前:抹消


性別:不明


国籍:不明


役職:元・調停実行者


処理数:規格外



「これは?」

「今回の任務とは関係ありません」

「こっちのほうが気になるんだけど」

「では、早速メディカルチェックです」

「メディカルチェックなんて必要ないよ。さっさと殺しに行くぞ」

「駄目です。メディカルチェックも義務です」

「はいはい」

ーステータス確認ー

ーフィジカル確認ー

「表示が……」全て良が表示されるもの具体的な数字が表示されずにセラが困惑する。

「どうした?」

「いえ、問題ありません」

「じゃあもう、いいんだな?」

「はい、これ以降私との連絡は、魔術によって行います」

「え? ついてこないのかよ?」

「はい、私は、オペレーターです。現地にはいきません」

「ということは、俺一人?」

「そうです。任務は、一人で行ってもらいます。内容は、歪の処理になります

では、早速現地へ情報収集にむかってください」

「了解」シャドーハートが、現地へと向かっていく。


「おかしい……」後ろ姿をセラは、見守る。

HP:■■■■■■■■■■(OVER)

MP:■■■■■■■■■■(OVER)

STR:■■■■■■■■■■(OVER)

INT:■■■■■■■■■■(OVER)

適性:測定不能

今までこんな転生者見たことがないいったいどうして……。

もう一度、セラは、シャドーハートの個人ファイルを見る。

名前、シャドーハート

日本名、佐藤真

性別、男

国籍、日本

役職、なし

処理数、4

どこにもでもいるような転生者のステータスだった。

しかし、セラは、直感的に今回の相手は今までとは違う。

そう自分の身にも破滅が降り掛かってくるかもしれない恐怖感と緊張感を覚えていた。






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