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この作品に描かれている内容は、

如何なる実在する人物、組織への誹謗中傷を意図したものではなく。

現実世界のいかなる団体、個人を指し示すものではなく、

全て物語でありフィクションであり、実在の人物・団体、実際の事件とは一切

関係ありません。

この作品いかなる犯罪行為を肯定するものでありません。


彼が、クロだという情報が他にもよせられていたので」

「そうだったんですね……しかし、相手がアランとなると非常にやっかいですよ」

「そうみたいですね。彼のスキルをご存知ですか?」

「いや……」

「彼のスキルは、時空操作です。時間を操ることができます」

「そうですかそんな力が……」

「そして日本出身の転生者です……」そう言って捜査資料を手渡す。そこには、アランが日本では、

冴えないただのサラリーマンとして日々を送っていたことが書かれていた。

「サラリーマン?」

「平民ですね」

「なるほど」

「農民と言った方が近いのかもしれない。しかし、まいったな……王ときたか……」


「佐藤さん?」

「ん?」

「防衛省の神埼です……」

「あ……ハハハ」お互いに現実社会と違う姿に笑い会う。もちろんシャドーハートは、元の姿を知らない。

傍目にはダウナー系の魔法少女が喋っているだけにしか見えないが、日本での二人の姿は

また違ったものなのだろう。

「すいません。驚かせてしまって。核使用の許可が降りました」

「そうですか……」核? シャドーハートは、初めて聞くワードだった。

「核?」

「まあ、チーターにチートアイテムで対抗するということですよ」

「日本のチートアイテムですよ」シャドーハートは、転生者が好んで使う自動制御付きの剣や

リミッター解除付き魔法の杖などを思い浮かべる。


シャドーハートは、次の潜入に向けて虫の巣の高橋と打ち合わせをおこなう。

「では、虫の巣の中へ一旦入るということで」

「はい、その予定です」シャドーハートは、虫の巣のアジトへの侵入を計画していていた。

「あの……」

「はい」

「高橋さんは、日本出身なんですよね?」

「ええ」

「核って知ってます?」

「は?!」

「知らないですねよね。ごめんなさい」

「いや、核なんて異世界じゃ関係ないでしょ」

「なんでですか?」

「そりゃ私たちの世界でも禁じられている大量破壊兵器だからですよ」

「大量破壊兵器?」高橋が核兵器の映像をシャドーハートに見せる。

「嘘だろ……」シャドーハートは、頭を抱える。

「どしたの?」

「いや……なんでない……」これは、かなりまずいことになった。味方と思っていた日本人が、

転生者たちと大差ない破壊者だということが分かった。自分の手でなんとしてもアランを処理しないと

国ごと吹き飛ばされることになりそうだった。

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