表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/71

12

この作品に描かれている内容は、

如何なる実在する人物、組織への誹謗中傷を意図したものではなく。

現実世界のいかなる団体、個人を指し示すものではなく、

全て物語でありフィクションであり、実在の人物・団体、実際の事件とは一切

関係ありません。

この作品いかなる犯罪行為を肯定するものでありません。


部屋から出てきた息子仮名Bさんにインタビューをする。

「普段は、どうされてすごしているんですか?」

「普段は、円卓の騎士としての業務を行っています。異世界の法律制定やバンリストの作成

その他各国の問題調整などを異世界の支配者として取り仕切っています」Bさんは、5年前の失業から

ずっとこの異世界ゲームにのめり込んでいる。部屋には、ハローワークの求人票が置かれている。

家族によると失業以来仕事はしていない。


クエスト紹介所を訪れる。ただ、今回の禁止リストの発表でただでさえ厳しいクエスト探しは、さらに厳しく

なるのが目にみえていた。

「お手紙が届いています」

「え?」手紙には、クエスト依頼が入っていていた。お手紙が届くのはじめてのことだった。

手紙には、クエストの依頼が入っていた。そして前金も。

「嘘でしょ」セルフィナが驚く。でも、一体誰が? 前金付きの闇バイトか?

そして今回に限ってトワがいなかった。

「俺は、やってみたい。セルフィナも来るか?」

「え……まあいっか……」セルフィナは、今回の禁止リストにスキルが入っていたため正真正銘スキルが

存在しなかった。そんな冒険者を他の冒険者が拾ってくれるはずもなく。一緒についてくしか選択肢はなかった。


クエスト名は、スライムの討伐だった。

「スライムの討伐? なんだか簡単そうだね」ここ最近かなりハードなクエストが続いていたので

久々に自分たちのランクに適したクエストだった。マップを見ながら近くの平原まで向かう。

本来ならこのあたりは、低レベルのモンスターたちがひしめきあっているエリアのはずだった。

しかし、あたりには人骨や騎士の装備や魔術師のマントや魔法のステッキが散乱している。さらには、

モンスターの骨も散乱していた。倒されてから時間が経っていないのだろうか? ワイバーンの死骸に

モンスターたちがたかりその死肉を貪っていた。あたりには、透明になってなお存在する

倒された魔術師やモンスターがローアンデットの姿になりあたりを彷徨っていた。雲一つない青空に

和やかなBGMが流れてきそうな平原は、地獄と化していた。

「これはいったい……」

「ここにくるんじゃないよ」透明になった魔術師から話しかけられる。

「何があったんですか?」

「この平原に最強のスライムが発生したんだよ。円卓にスライムが選ばれたせいで転生者たちが

相次いでスライムに転生してしまったせいで、スライムが強キャラになってしまって平原を訪れた冒険者

たちは、軒並みスライムにやらちゃったんだよ」クエストの内容は、ぬしと呼ばれるスライムを撃退

しなければならなかった。

「ぬしと呼ばれるスライムを知らないか?」

「ああ、知ってるよ。でもやめときな命がいくらあっても足らないよ。なんせ最強のスライムだからな」

「あなたもそのスライムにやれたの?」

「いや、そのへんのスライムにやられたよ。ボスまでたどりつかなかったよ」スライムのインフレが

起こっていた。透明になって彷徨っていた魔術師から教えられた場所めざしていあるいていると

当然スライムに遭遇する。スライムぐらいどこにでもいるわけだからおかしなことでないが、

今は、状況が全く違っていた。かわいいこのスライムが凶悪な転生者のチートで強化されていることを

考慮しておかないといけなかった。戦闘が始まるとスライムは、早々にドラゴンに姿を変える。

ドラゴンといっても恐竜のような鱗を持ったドラゴンだ。狩りをするゲームに出てきそうなドラゴンが

立ちふさがった。

「これってもうスライムじゃなくてただのドラゴンないか?」

「ドラゴンじゃないスライムだ!」どうみてもドラゴンの姿をしたスライムがイキる。

「まあどうでもいい、ぬしと呼ばれるスライムを探しているんだ。通してくれないか?」

「それならここを通らないといけないね」

「……」

「通してくれないわけだな」

「1万jpyで通してあげるよ」

「無理だな」ドラゴンは、口から雷撃を吐いてくる。シャドーハートは、攻撃をかわす。ドラゴンは、

巨体を宙に動かしながら。遠方から攻撃をしてくる。宙から降りてきたときに攻撃をかわすが、

巨体に裏付けされた大量のHPがネックになりシャドーハートの攻撃などほとんど意味をなさなかった。

今までならセルフィナのスキルによりこのドラゴンを消滅させて本体のスライムを攻撃してすぐに

戦いを終わらせることができるんだが、スキルが禁止リスト入してしまったので、打つ手がなかった。

「随分弱いね」

「そしちらこそ随分ずるいね」

「あまり調子にのるなよ!」

「大丈夫ですか?」透明の魔術師がよってくる。このスライムに倒された魔術師だった。

「厳しい、このドラゴン強すぎる。なにか弱点は……」実際このままだと到底勝てるとは、思えなかった。

弱点も到底見つかりそうになかった。強いていうなら本体のスライムが弱そうなことぐらい。

「ぬしの弱点は、あのスライムですが……。その前にこのドラゴンをなんとかしないといけません

このドラゴンは、古竜つまり、伝説上の封印されていたドラゴンです。そのドラゴンが娑婆に出てきているのは

正直よくわかりませんが……ドラゴンに勝つのは不可能でしょう」

「え? ぬしってこのスライムがぬし?」

「ああ、そうだよ。僕がこのあたり一帯を支配している。セリムだよ」

「あなたも早くさがってじゃないとやられるよ」シャドーハートは、透明の魔術師を気遣う。

「いや、大丈夫ですよ。もうすでにアンデットになってしまっているので手遅れですよ。

それより私は、ゲームバランスを破壊しつくす転生者に腹が立ってるんですよ。一緒に

戦わせてください」

「そうか……ありがとう……一体何ができるんだ? 攻撃は?」

「できない」

「防御は……」

「できない」

「だよね」透明人間に期待などできるはずもなかった。

「でも、アイテムならあります」

「アイテム?」

「ちょっと! 早くしてよ!」セルフィナが、古竜に追い回されて逃げ回っていた。急いでアイテムを

確認する。

「これならいけるかも知れない……このアイテム借りるよ」

「どうぞ、もうどうせ使う機会もないですし」すぐに、アイテムを発動する。あたりいったいが、

聖なる光に満たされる。しかし、何も起きない。古竜も無傷だ。

「何をしたんだい? なんだ、Nノーマルのアイテムかそんなので僕が倒せると思っているのかい?」

たしかに、古竜も本体のスライムも無傷、なんの状態異常にもなっていいない。しかし、古竜は、

大人しくなり動かない。

「おい! ヴォルセウスどうした! くそ! こんな貧弱なアイテムで!」

「リフレクト・ゼロ。これで古竜は動けない」

「馬鹿だなお前、リフレクト・ゼロなんて使い物にならないアイテムをつかって、確かにこれを

使えば高レベルのモンスターの動きを封じることができるか、すべての高レベルのモンスターの

攻撃ができなくなる。つまりお前も僕も攻撃できなくなるということだよ」

「ごめんよ、あいにく俺は負け組でね。最低ランクの冒険者でね」

「は?」

「俺は、スライムランクの冒険者なんでね。だからこのアイテムがあっても攻撃できるんだよ!」


ー感情が動くより先に体が終わらせていたー


「グハッ!」拳がスライムを襲いかかる。本体のスライムはあっさり敗れる。

「なぜ、トドメを刺さない」

「それが、異世界のルールだからだよ。お前らみたいpvpでイキってる連中と違うんでね。

二度と異世界に来ないとここで誓うならトドメを刺さずに見逃してやるよ」

「……」

突然スライムが喋らなくなる。どいうやら、普通のスライムに戻ったらしい。


ー処理完了ー


「ありがとう……良い夢が見れたよ……」強力してくれた透明の魔術師の体が消滅していく。

「すまない……何もできなくて……」

「いや、いいんだ。どうしても転生者が許せなくてぬしにとどめをさせただけで十分だよ」

その後、平原のスライムは、平凡なスライムしか出なくなった。初心者にやさしいごく普通の

平原となった。


「なんとか、勝てたね。なんの役にもたてなくてごめんね……」セルフィナが、謝る。

「いや、そんあことないよ。ありがとう勝ててよかったよ」しかし、このままだと勝ち続けるの

厳しいと感じるのは正直なところだった。

「パチパチ」拍手をしながら魔術師が近づいてくる。

「見事な戦いだったよ」

「誰だ?」

「私の名前は、ノクターン」

「ノクターン?」

「円卓首席のノクターンだ」

「ノクターン?!」この世界を支配する円卓のボスそれが、ノクターンだった。名前は、聞いたことが

あったが会うのは、初めてだった。こいつを殺せばこの地獄の終止符が打たれる。転生者に

破壊されつくした異世界を救うことができる。シャドーハートは、すぐに相手に向かっていた。どれだけ

無謀な戦いかを考えず突進していく。

「シャドーハートくん!」セルフィナが、止めいようとして無駄だった。

「リバースゲート」魔法陣が、地面に現れる。そしてシャドーハートが、即死する。周りの小さな

モンスターもすべて死んでしまい、植物もすべて枯れてしまった。

「な、何をしたの……」恐怖ですくむセルフィナにノクターンが近づいてくる。

「すべてを殺したんだよ」恐怖でセルフィナは、震える。

「セルフィナ!」透明なアンデットになったシャドーハートが、セルフィナを守るために殴りかかるが、

透明なので通り抜けてしまう。

「君は美しいね……そうだガチャになってもらおう」

「パチン」ノクターンが、指を鳴らす。

「え? どういう……」一瞬でセルフィナが、その場から姿を消す。

「おい! 一体! 何をした!」シャドーハートの声は、ノクターンには聞こえない。

「シャドーハート君、君の思想は大変興味深い円卓で待っているよ」

「おい! 待て!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ