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この作品に描かれている内容は、
如何なる実在する人物、組織への誹謗中傷を意図したものではなく。
現実世界のいかなる団体、個人を指し示すものではなく、
全て物語でありフィクションであり、実在の人物・団体、実際の事件とは一切
関係ありません。
この作品いかなる犯罪行為を肯定するものでありません。
「別にあなたに恨みはないですが、廃業してもらえませんかね」
「は?」
「あなたたち転生者のチート武器によって現地の鍛冶屋が仕事を失ってしまってるんですよ」
「ハハハ、競争社会で能力のないものが淘汰されいくの自然の摂理。なら、私を倒してみないさい
それができれば私は、廃業してあげましょう。もっとも私自身は戦わないけどね。良い機会だから冥界の
リングの実演販売をしてあげるはなぜこの商品がこの世界でベストセラーになっているのかすぐに分かるは」
平井は、おもむろに森の中にいるリトルケルベロスの首にかける。リトルケルベロスは、狼のような姿を
したモンスターでわりとどこにでも生息していた。しかし、首に冥界のリングをかけられたリトルケルベロス
は、覚醒し巨大化してリングも巨大化した。
「さあ、本日紹介させていただくのは、冥界のリングになります。このリングなにがいいってどんなモンスター
にも使えるんですね」
「あら便利」セルフィナが相槌を打つ。
「……」
「いや、つい……」
「そしてなんといってもこの攻撃力」ケルベロスが地面を踏み鳴らすと地面がめくれ上がりダメージが
シャドーハートにはいる。
「いかかですか、今なら特別価格10万jpyでご提供させていただきます」
「クッソ……」シャドーハートは、起き上がる。
「おおおお!」狂ったようにケルベロスは絶叫する。巨大な岩を持ち上げ放り投げてくる。
「ドーン!」巨大なケルベロスの腕が振り下ろされる。シャドーハートの力では到底太刀打ちできなかった。
力任せの攻撃が、シャドーハートに襲いかかる。さらに、巨体にもかかわらず軽々と飛び上がる。
「どうですか。気に入ってくれましたか?」
「ああ、最高だね。ただあいにく金がないもんでね」
「それでは困りますね……」そばにいた、スライム、月光蝶にもとりつけいずれも巨大化する。
セルフィナが、スキルを発動する。
「これは……」
「すまないね」すべてのモンスターが元の大きさになる。
「どうするまだ続けるか?」シャドーハートが拳を握りしめる。
ー何かを掴む感触が最初からなかったー
「おっと、逃げる前に、お前のステータス画面の職業からきっちり鍛冶屋を消しな!」
「クソが!」平井を失った武器工場は、すぐに閉鎖された。作られた武器はいずれも平井のチートスキルによって
製造されたものだったので、平井を失えば閉鎖以外の選択肢はなかった。工場のそばには、豪邸があり
そこで平井は普段生活をしていた。金目のもは工場従業員に略奪され荒れ果ててしまった。
「約束は、守ってもらうぞ」
「ああ」村の鍛冶屋に行きモルガナの借金を帳消しにしてもらう。しかし、厳しいことに異世界全体で
出回っている改造武器市場をコントロールすることは到底できず、村の鍛冶屋は、今現在転生者の
作った改造武器の修理で生計を立てているという。
街なかにお触れが張り出されていた。定期的に禁止のスキルや召喚獣がきめられ。それらを使用することは、
できなくなった。
「嘘だろ……」シャドーハートとセルフィナは、リストの前で固まる。
「コードキャンセル」セルフィナのスキルが禁止されてしまった。
「よっしゃあああ!」
「ざまああ!!」リストの前に集まった人の中にはコードキャンセル禁止に喜びの声を上げるものもいた。
コードキャンセルは、無課金で簡単に手に入るスキルの割の強力なために課金プレイヤーのヘイトを
多く買っていたそのため喜ぶものも多かった。
「嘘だろ……」シャドーハートをさらに絶望さたは、法改正だった。
「スライムランク以下のものは恋愛を禁じる」シンプルだが強烈なものだった。このランクは、
冒険者につけられるもので、最高ランクがドラゴン、そして最低ランクがスライムシャドーハートは、
最低ランクのスライムだった。
「うわ、なにあの男まさか落ち込んでるの?」
「うあぁスライム男子が恋愛しようと思ってるのキッショ」転生者の女性が落ち込んでいるシャドーハートを
見てドン引きする。これらのリストは、円卓と言われるこの世界の支配する人物と教団によって決定される。
この円卓は、この世界で最強の12人によって構築されその12人全員が転生者だった。
「おのれ……転生者め……」そう呟くのはシャドーハートだけではなかった。異世界には、転生者ので
せいで仕事を失うもの、スライムランクまで落とされるの多くの現地人が被害を被っていた
しかし、転生者の圧倒的な力を前になすすべなく屈服していた。
「俺がこの世界を変えてやる……」
「次は、転生症候群のお話です」ニュース番組が始まる。
「石川さんは、転生症候群というのはご存知ですか?」
「はい、実は、以前私もこの症状を抱える家族に取材したことがあります」
「そうですか、今日の探求現代は、転生症候群スペシャルです。今社会で大きな問題を引き起こしている
転生症候群についてです」
「私たちは、息子が転生症候群で困っている仮名Aさんのご家庭を訪問しました」ナレーションがはいる。
母親が取材記者を家へ招きいれる。
「ここです……」二階の部屋に案内される。息子の仮名Bさん某社の有名ソーシャルゲームに去年から
ハマり異世界転生を繰り返すうち言動がおかしくなっていったといいます。




