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【詩集】Shangri-La

作者: 野鶴善明

 波の音が 心を打つ夜は

 しずかに独り たゆたっていたい


 運が悪かったとそれだけで

 すませられたら いいのだけれど


  悲しみの海 なぐさめの月明かり

  揺られ揺られて この舟はどこへ行く



 月の光が 胸を射す夜は

 なにも考えず うつろっていたい


 自分を恨んでみたところで

 なにも変わらないと わかってるけど


  諦めの夜 なぐさめの星明かり

  流れ流れて この舟はどこに着く



 夜空の灯火ともしびは誰のため

 凍える手に息を吹きかけても


  悲しみの海 なぐさめの月明かり

  揺られ揺られて この舟はどこへ行く

  この舟はどこに着く



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