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兄について、そして妹の失踪

窓をぼんやり見ているとドアが開き声がする。

「ただいま〜」

「おかえり兄さん」

「お、アル〜少しはでかくなったか〜?」

「まあ、ほんの少しですけど」

2年前、12才の兄は、村を出て隣町で冒険者登録をし、依頼をこなしていた。

町の宿で暮らしていいるが家族の誕生日のには帰ってくるのだ。

冒険者の最初は薬草などの採取しかできないが、採取をするために訪れた森にて、

魔物に襲われている市民を発見し、2頭の魔物を単独で討伐した。

狼系の魔物は集団で狩りをするため、単独で相手をするのが難しいが、兄には剣と炎の”紋章”があった。

討伐をしたことを告げるとギルドから怒られたらしいが、緊急の救助をしたということで、

許されたらしい。なんとも兄らしい理由とオチだった。

その1年後、腕を認められ、見習い騎士として、スカウトされたらしい。

小さい町とはいえ、父も見習いから成り上がったと言っていたし、

夢への大きな一歩を進んだと言うことになるのだろう。

「ハハ、ちゃんとよく食べないと成長できんぞ〜」

「分かってますよ兄さん」

「それじゃ〜、母さん、今日の夕飯は〜?」

「今日はアルの好物セットよ」

「お〜け、じゃ、手伝うか」

バン、と大きな音を立てて扉が開く、母は肩が跳ね、兄と僕は構えた。

「大変だ、、アル、手伝ってくれ!」

ドアを開けたのは父だった。

僕たちは構えを解き

「慌ててどうしたんだ父さん」

兄が聞く

「おお、ベルも、すまない。ファルを、森の中で見失った。」

歯を噛み締め、父はゆう。

「どこで、ですか」

「いつもの森だ」

「しばらく探したが俺1人じゃ探せん。手伝ってくれ!」

兄と僕は目を合わせた

「行こう」

2人同時に言った。


手分けをし、ファルの捜索を開始した。多分かなり時間が経っているはず、僕はそう考え、いつも鍛錬をしていた場所より奥へと入っていった。

読んで頂きありがとうございます。次回は少し長いかもです

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