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11話

ヒカルのスマホには、1000000000円の文字が表示されていました。


やったああああっあああ!!!!


ヒカルのありとあらゆる喜びの感情があふれ出します!


ティリリング!


【あなたのトレーニングライフを応援する、超越商店が利用できます!】


超越商店ですか?


ヒカルは、スマホに表示されている超越商店にアクセスします。


これ一つで解決!

受講生作成   神級の霊薬


相手の心を読みましょう!

受講生作成   天使の輪っか


これで異性にモテモテ!?

受講生作成   ロキの仮面


なんだか、何がいいのか全くわかりません。


そうだ!マーリン先生を雇用しよう!


マーリン先生に聞けばわかるはず。


ティリリング!


【マーリンを雇用しました!】


《さあ、今日のトレーニングを始めましょうか。》


「ああ、その前にアイテムの相談をしたいんです。」


《アイテムの相談ですか?それはまた、いったい?》


ヒカルの発言にマーリンは疑問を問います。


「超越商店でアイテムを購入するか、他の講義を受けるか、具体的なアドバイスを欲しいです。」


《なるほど、あなたの専攻はなんでしたか?》


「体術です。」


マーリンの質問にヒカルが答えた。


《でしたら、余計なことは考えずに、最初は魔力を増やしていきましょう。》


「魔力ですか?それはなぜ?」


筋力や拳法のようなものを学ぶのではないのですか?


《筋力や拳法は、まだあなたには早い段階です。だからこそ、魔力の最大量を増やして肉体がいち早く強化されるように促すのです。》


「はい?」


ヒカルは戸惑っています。


それは、マーリンの言っていることが分かっていなかったから。


《要するに、霊薬をたくさん服用してください。》


「たくさんとは?どれくらいお金が必要ですか?」


ヒカルの質問に、マーリンは首をかしげます。


《お金?ああ、因果のことですか。それなら、自分で確認できますよ。」


マーリンの助言のとおりに、スマホを開きます。


ティリリング!


【神級 霊薬は1億円です!】


1億かよ。


本当に。この値段で購入しなければいけないのか。


震える指で、ヒカルは【購入】のボタンをタップした。


ティリリング!


【神級 霊薬を購入しました!】


ティリリング!


【神級 霊薬を購入しました!】


2回ほど、霊薬を購入した結果の残高は7億円。


つまり、1回目が1億だとするならば2回目は2億ということになる。


これは、倍の値段ではありませんか?


まさか。


ティリリング!?


【神級 霊薬を購入しましたぁぁあぁ!?】


もう一度残高を表示させると、3億円と表示されている。


もう、間違いありません。


この値段は、この因果は。


購入するごとに倍の値段になっています!


うそだろ!?


なら、今回消費した因果は4億円。


つまり、次の購入は8億円の因果が必要ということ。


「kぁgじょあっかgl」


ふざけている!


霊薬が必要だと言って。


それで霊薬が購入できないとはどういうことでしょうか?


床に寝そべると、天上の光がまぶしく感じます。


ですが、そんなことも忘れたくて床に寝そべります。


はあ。


もっと、お金が必要ですか?


いったい、どうすれば。


トレーナーも十分に稼ぐことができました。


ですが、今回のような話はめったに訪れるようなものでもありません。


「はあ、俺ってホント、何もないな。」


もっと秀でているものがあれば。


自分にできること。


自分にしかできないこと。


ヒカルには、それらの答えが必要でした。


ヒカルは、才能などない無覚醒の一般人でした。


だからこそ、自分に見合った職業を選択した。


それで満足しているつもりだった。


でも、まだ上を目指せるかもしれない。


もっと、欲張って生きたい。


だから。


「決めた!俺はハンタースクールの講師になる!」


《ハンタースクールですか?》


「はい!ハンターを目指している人たちをコーチングするトレーナーになります!」

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