99 令和7年度図書館オリエンテーション
こんにちは。
以前、すでに「図書館オリエンテーション」としてお話をしたことがあるため、今回は少しばかり方向に違うお話でも。
現在二校を兼務するわたくし個人としては、ようやくすべての図書館オリエンテーションが終了しまして、ほっとしております。
一校目であるA校は3クラスでして、午前中に怒涛のように続けざまでしたので、かなりハードに感じました。
そして問題の二校目、B校なのですが。
実はその日、すでにお約束していたオリエンテーションを行う日ということで、わたくし朝から気合を入れて出勤したのです。
ところが!
これはもう「学校あるある」なのだと思いますが、急に予定が変更。
学校に着いた途端、「あっ、つづれ先生! すみません、今日のオリエンテーションは中止で……。できれば来週の〇曜日に」と1年生の先生からお願いされてしまいました(ちなみに、こちらの中学校ではカリキュラム上、オリエンテーションをおこなうのは新一年生のみとなっています)。
心の中では正直「あちゃ~」と思いつつ、顔はにこやかに「いえ全然いいですよ~。では来週〇曜日○限に!」ということでその日は終わって、他の仕事をこなし、午後から趣味のインド映画鑑賞などして帰宅……したところが。
その夜からわたくし、えらい発熱をしてしまいまして。
それも、一時はベッドから起き上がるのもしんどいぐらい節々の痛みやら疲弊が激しく、這ってトイレにいく始末。
なかなか熱が下がらず、なによりずっと気になっていたのは「B校のオリエンテーション、どうしよう……」の一点でした。
すでに、1年生みんなに配る「学校図書館のしおり」も作成済み、貸出カードも入手済みの状態とはいえ、問題は1年生のその先生がB校に来たばかりのかた、ということ! B校図書館がどのように貸し出しを行っているかなど、ほぼご存じない方なわけで、「なんとか先生でお願いします」と言うわけにいかなかったのです。
結果としては、結局週が明けて当日になると体調はかなり戻り(ちょっと咳が出て声ガガラッガラでしたが・苦笑)なんとかかんとかオリエンテーションを終了することができました。それもこれも、事前準備をしっかりしておいたおかげであろうと思われます。
今年は幸い、4月の「学校図書館ニュース」もそのまま前に張ってオリエンテーションに組み込める内容でしたので、それも使わせていただきました。特に図書館でのマナーについてが役に立ちました。
こちらで作った「図書館の手引き」は生徒さんに少しずつ朗読を手伝ってもらい、都度、必要な説明を加えました。貸出カードはみんなが本を選んで記入したあと、貸出手続きをして貸出カードケースに整理するのですが、ここを新たな図書委員さんたちにお手伝いしてもらいました。これはまあ、いつもやっていることではあるのですが。
おかげ様で、今年もなんとかかんとか、年度初め最重要度イベントである図書館オリエンテーションが完了いたしました。
今年は「破れた本があってもセロハンテープで貼らないでね」と注意喚起するとき、テープのために茶色く汚れてしまった本を実際に見せることができました。
司書さんによっては、内容説明のためにパワーポイントをお使いになる方があると聞いています。確かに、写真など目で見る情報がたくさんあるほうが分かりやすくていいかもしれません。
あ、そうそう。
前回の「蔵書点検」のときに蔵書が200冊以上も合わず……と困った事情を書きましたが、もう一度データを新たなExcel表に打ち込んでみたところ、45冊オーバーになりまして、ひとまずホッとしております。このぐらいならば、なんとか許容範囲……。少ないのではなく、多いのですし、過去のどこかで似たようなポカをやらかしていて合計ミスをしていたのかもしれませんしね。
ということで、一応はご報告でした。
これからオリエンテーションという司書さんもおられるかと思います。
どうぞみなさま、ご健康には十分お気をつけて(苦笑)お互いに頑張りましょう~。
ではでは、今回はこのあたりで!