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96 年度末の仕事あれこれ

 

 こんにちは。

 おひさしぶりです。

 もうすぐこのエッセイも100話に到達しそうですね。書き始めたころには、まさかこんなに書くことがあろうとは思いもしませんでした(苦笑)。いつもお付き合いくださっている皆様、本当にありがとうございます。


 さて、今年もすでに2月に入り、いよいよ学年末が近づいて参りました。

 年明けから卒業式までの速さと言ったら毎年びっくりしてしまうほどですが、本年もその例にもれず、非常な駆け足で進んでおります。あっという間に、今年の3年生とのお別れが近づいてきております。もう今から寂しい……。


 三学期の学校司書としての仕事として、私はまずは卒業していく3年生へ、それぞれの貸し出しカードを返却するための準備作業に集中します。

 まずは早めに、カードを封入する封筒の準備。表書きに名前を入れるためのカードを貼ったり、中に一緒に入れるメッセージカードを作成したり。メッセージカードには、学校図書館のオリジナルキャラクターを必ず印刷(カラーで!)。


 ここで一番大事なのは、卒業式までに確実に、貸し出したすべての本を返却してもらうこと! これです。返却できていない本が残されているまま、貸出カードを返却することはできないからです。


 1・2年生ももちろんなのですが、特に3年生は卒業が迫っているので、しっかりと返却してもらえるようにいろいろと工夫が必要。

 図書委員さんたちの協力は特に非常に大切なので、専門委員会の機会などにプリント等も作成して配布し、しっかりとその旨をお話ししておきます。

 あとは当番で図書館に来た時に督促状を書く作業をしてもらい、特に延滞が数か月以上になっている生徒さんについては、担任の先生にも情報をお耳に入れておきます。最終的には担任の先生から直接ご家庭へ連絡していただくこともありますしね……。


 こちらでは3月の春休み中に蔵書点検を行っているため、1・2年生からの返却も非常に重要です。

 ついでながら、先生方が借りていかれている本についても、校内一斉メールなどで「〇日までには確実に返却を」と毎年この時期によびかけをしています。


 なお、3年生はどうしても「最終貸し出し日」と「最終返却日」を早めに設定せざるを得ないのですが、すでに受験が終了(つまり志望校に早めに合格! やった、おめでとう!)している生徒さんが、「せっかく時間ができたので、もう少し本を借りて読みたい」と言ってくる場面が、経験上多々あります。


 このときは、「もう決まったことだからダメ」と一律に拒否するのではなく、その場にいる担当の先生や私にちゃんと返すことを約束をしたうえで「最終返却日に間に合うように返却してね」と念押しをして貸し出しを行っています。要は少しは融通を利かせるわけです。そういう風にしてまで借りたいという子の場合、まずまちがいなく返してくれますしね!


 あまり大きな声では言えませんが、実は本当に困るのは生徒さんよりも先生方だったりしますよね(苦笑)。貸し出しカードに記録を残して借りてくださっている先生はまだいいのですが、なにも書かずにちょろっと図書館から持っていったまま、蔵書点検も終わって教育委員会に数の報告も終わり、新年度になってから急に「あのこれ、去年借りてたのが出てきました……」とか言って返される、アレがいちばん! 困る!!!(ムキィィイイ)


 子どもがちゃんとやってるんやから、大人はもっとちゃんとやれ! 恥ずかしいやろ!

 ……と、言葉がちょっと荒くなりましたすみません(苦笑)。


 ともあれ学校司書の皆様、駆け足ですすんでゆく3学期、お互いに作業をがんばりましょう~。

 ではでは!


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