79 卒業生に向けてのあれこれ
こんにちは。
今年も卒業式シーズンがやってまいりましたね。ということで、 今回はひさしぶりに学校司書としてのお仕事の話をしようかなと思いました。よろしかったらお付き合いくださいませ。
毎年思いますが、年が明けてから卒業式までの二か月半ぐらいは、本当に飛ぶように過ぎていきます。冬休みがあることや2月が少し短いこともあるのでしょうけれども、「とにかく早い!」という印象しかないのです。
というわけで、毎年卒業していく3年生たちのためのもろもろの仕事は、2学期の終わりぐらいからぼちぼちと準備を始めております。
私の場合は具体的にはこんな感じ。
①延滞本をしっかり返却してもらえるように、督促状を書く
当然ですが、3年生はもうすぐ卒業してしまいます。本を借りたまま卒業されてしまったら、その本は紛失本ということになってしまうわけで、司書としては最後まで「とにかかくきちんと返してね」と言い続けることが仕事ですよね。
公共図書館さんを利用するための練習という、教育的な意味もありますし、ここはあまり「なあなあ」にして甘くなるわけにはいかない部分です。
もっとも、普段から図書委員さんたちの手を借りてコツコツと延滞本のある人には督促状を出してもらっているわけなので、それでも返さないとなるとかなりの強者。
司書さんはよーくご存じだと思いますが、延滞が長くなればなるほど、「本がどこにいったかわからない」とか「なくなった」とか言う子が増えてきてしまいます。だからこそ、普段からこつこつと「返してね~」のお手紙や声かけは大切なんですよね(苦笑)。
2月ぐらいからは私からも本人に声を掛けるなどしますし、最終的には担任の先生へも「〇〇さんが本を〇冊延滞したままです」とお伝えして、先生からも声をかけてもらうように働きかけます。先生からは、お家に電話をかけていただいて保護者のかたへも協力を仰いでいただきます。
②延滞している本がなくなった生徒には貸出カードを返却する
さて、そんなこんなでようやく延滞者が減ってきたところで、返却作業に入ります。
私は基本的に、毎年これのために封筒を購入して準備しております。印刷ではありますが、司書からのお手紙(図書館キャラクターがカラーで印刷されたメッセージカード)入りで、カラフルな宛名カードを貼ったものを作成。
司書さんによっては、封筒を購入せずに色画用紙で貸し出しカードをはさむ感じのポケットを作ってお渡しされるようですね。
この時点でクラス全員が延滞本なしになっている優秀なクラスには、封筒を担任の先生へお渡ししてご返却となります。
問題は、それでもまだちらほらと返せていない生徒さんがいるクラス。まことに毎年、司書泣かせではありますが、うちでも必ず数名はおられます。
現在、私自身が兼務になってしまっているため、とことんまで延滞者にかかわることができず、やむなく最後は先生へお任せする形になっていて心苦しいのですが、最後は封筒とカードなどをお渡しして「お任せします」の形になっております……。
兼務ですと、卒業式もまた悩ましいです。
両方の学校とも大事ですし、生徒さんたちに少しぐらいは声を掛けたいと思いますので。
というわけで、私は卒業式の前半はA校で受付なんかをお手伝いしつつ参加し、後半はB校へ向かって、最後のお見送りや図書委員、図書委員長などして頑張ってくれたお子さんにはなるべく声をかけてお礼を言うようにしております。
特に学校司書のみなさんは、どんな卒業式の一日を送っておられるでしょうか。
みんなみんな、これからつらいこともしんどいこともきっとあるとは思いますが、やっぱり基本的に幸せになってほしい、笑顔の多い人生であってほしいと願う日ですよね。
ほんと、心からそう願います。
ではでは、今回はこのあたりで。





