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67 「マンガ 日本の古典」シリーズ


 こんにちは。

 今回のテーマはこちら。


 個人的に、いま鎌倉幕府の源実朝や、歌人でもあった実朝の「金槐和歌集」に関連する小説を書いていることもあって、そちら方面の資料をいろいろあたっておりましたんですが。

 先日、たまたま自分の勤務する学校でフィルムコーティングされないまま本棚に置かれていた「マンガ 日本の古典」のシリーズに目が留まりました。

 32巻セットのシリーズものであり、初版年は1995年ということでちょっと古いめではあるのですが、マンガを描いている方のお名前を見るとこれがすごいシリーズ。


●「マンガ 日本の古典 吾妻鏡」上・中・下巻

竹宮惠子・著 / 中央公論社(1995~6)


そのほかのマンガ家先生をちょっとご紹介しますと、「古事記」(石ノ森章太郎)、「和泉式部日記」(いがらしゆみこ)、「今昔物語」(水木しげる)、「平家物語」(横山光輝)、「太平記」(さいとう・たかを)、「三河物語」(安彦良和)、「奥の細道」(矢口高雄)、「怪談」(つのだじろう)といった顔ぶれ。

全部をご紹介しておりませんので、ご興味のあるかたはまたお調べください。

全32巻で、文庫版も存在しますが、私が図書館で借りてきたのはA6のハードカバー版でした。

こちらは、今まで勤務したどこの中学校の図書館にも置いてある感じでした。まあ古いですし、汚れていたりすることも多くて、なかなか生徒が手にとってくれる感じではないのですが……。もったいない!


私もまだ「吾妻鏡」しか拝読しておりませんが、巻末の資料の数や竹宮先生によるあとがきを拝見しても、執筆に際してどんなにご苦労されたかがうかがわれます。鎧や着物などの文化、建物や町や村の様子など、マンガにするとなったら相当調べないとダメですものね。まことに頭が下がります。

マンガではない方の「吾妻鏡」も入手していますので、そちらと比べ合わせつつもう少しじっくり読んでみたいなと思っているところです。


もちろん今は、全ページカラーでもっと読みやすい「まんが古典シリーズ」が出版されており、表紙の中身もカラフルで今風の絵柄でもあり、子どもたちにはそちらのほうが人気ではあるのですが、中央公論社版の「マンガ日本の古典」もやっぱり捨てがたいなあ……と個人的には思ってしまう!

なお、新しい方のまんが古典シリーズはこちらです。


●「学研まんが 日本の古典シリーズ」

 竹田恒泰ほか・監修 / 学研プラス(2015)

 

 今回はここまでといたします。

 ではでは~!


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