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気付いたら森の中・・・ってなんでやねん!!


目を開けるとそこは・・・・・・


「なぜに・・・森の中やねん!!?」


そう、いつものようにPCの電源を落としたのを確認してベッドに入ってお休みなさ~いした筈だ。なーのーに何で鬱蒼と木が生い茂った森の中なんだよ?!

気付かないうちに運び出されたのか?イヤイヤイヤイヤそれは無いだろう。もし運び出されたりするような状況だったら持ち上げられる時点で気付くちゅーねん。

もしかして一服盛られた?・・・はねーな。うちちょっと裕福な一般家庭だし。何より俺なんか誘拐しても何にもならねぇって理解してるもんなー。

・・・あ~でも絶賛引きこもりニートな孫息子を一人立ちさせようとか考えての行動か?( ,,`・ω・´)ンンン?あ、でもそれはねーな。何だかんだ言って俺に甘いし。イヤでもそろそろ外に目を向けろという行動に出たのか?でもじーちゃんもばーちゃんも普通だったしおかしな所なかったし運び出して無理やり外に出そうって事は無いな。

じゃあ何でこんなところに俺が居るのかって話に戻るんだよな。

とりあえず状況確認してみるか・・・と寝ころんだまま視線を巡らせば・・・


現代ではあり得ないというか普通にあり得ないものが目に入ったんだけど・・・死んだふりって有効か?

だってあれってファンタジーとかラノベとかゲーム内の生き物だろう?

どう見ても緑色の小さい人型のヤツ・・・・・・ゴブリンっていうやつだよな?ゴブリンに対して死んだふりって有効なんですか?どうなの?

イヤイヤイヤぁぁぁぁ~~~~目が合った・・・コレって逃げるべき?ていうか囲まれてんじゃん?!逃げ場ねぇよどうするよ俺!!逃げるにしても抵抗するにしても起き上がらないといけない。確か目を逸らしちゃダメなんだよな?ってそれは猛獣に対してか?いやゴブリンって猛獣とは違うかでも目を逸らしたら…ってその前に囲まれてるっつーねん。しかもよく目を凝らせばゴブリンだけじゃねぇし?!逃げなければと思ったが寝転がったままでは何をするにも後手に回るのは必定、という事でゆっくり相手の出方を見つつ起き上がる。

そして目に入ったのは、俺が寝転がっていた場所に描かれた魔法陣らしきもの・・・?


「は?魔法陣?マジで?って俺召喚されたって事か・・・?森の中に?何それおかしくね?普通神殿とか塔とか城の地下とかじゃねぇの?しかも召喚して置き去りの上にモンスターに囲まれたとか笑えないんだけど?ドユコト?」


そう叫んだって仕方ないと思うんだが・・・気付けばじりじりとモンスター軍団の囲いが狭くなってきている逃げ場ねぇーーーー


「驚かせて申し訳ありません。我々は貴方様に危害を加えるつもりはありません。どうかお話を聞いてくださいませんでしょうか?」


神経が妙に図太過ぎる俺は気絶できる訳もなくそれを眺めつつ逃げられる場所をそっと窺っていた俺に話しかけてきたのは杖を持った魔法使い風のコボルトでした。




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