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8話 ジャック少年 家出 中編

みんなで、頑張ろうと言った後に神父のような人にステータスについて教えてもらった。


「みんな、それぞれステータスオープンと言ってみるのだ。」


俺たちは、言われた通りに


「「「ステータスオープン」」」


というと俺の前に空中で板のようなものが浮いていた。

俺には見えないが、他の二人にも同じような感じになっているらしい。


「各々の前に板のようなものが浮かんでいるはずじゃ。それが各々のステータスだ。字が読めなくても自分では理解できるようになっているから安心せい。」


ちなみに俺はこんな感じ。


名前 ジャック・パスカル・オールコック

性別 男

称号 無し

レベル 1

体力 26

魔力 26

筋力 26

知力 126

攻撃力 26

防御力 26


何かしていたわけでは無いから、レベルは上がってない。


やはり転生して、過去の記憶がある分、知力だけは他よりも高い。

しかし、それ以外の部分は特に高いところは無いようだ。


「各々、数字が小さくて驚いているじゃろう。しかし、そもそも成人した人の平均は10くらいじゃから安心せい。」


「⁉︎」


「なんだそうなんだ。魔力は5もあるのに他の項目は全部1だからどうしようかと思ってた。」


「僕もリリーと同じ。」


どうやら、驚いたのは俺だけだったようだ。

転生した為、ステータスに補正がかかっているのか。


これはよかった。

よくある転生ものでは赤ちゃんの頃から鍛えていることが多い。


出遅れたかと思っていたが、初めから高いなら今から鍛え始めてもうまくいくはずだ。


「ジャックはどんな感じ?」


リリーにこう聞かれた為、俺は


「魔力は10もあるけど他は全部1だ。」


と答えておいた。するとチャーリーは


「やっぱり、ジャックの魔力は高いね。」


と言ってくれた。リリーはムスッとして違う方向を向いた。

ここは隠しておくべきだろう。

本当のことを言ったら、大変なことになりそう。


「じゃあ、まずは動物を狩りながら魔法の練習をするかのぉ。」


この一言で、俺たち3人と神父の4人で近くの森に入ることになった。


神父の名前はオリバー・ニックス・デイビスと言うらしい。



実はオリバーは魔力がかなり少ない。

今まで村でたまに食べられていた肉は全部、オリバーが罠を仕掛けてそれで取れたものを村で分けていたらしい。


「ここで教えるのは初級魔法じゃ。」

後編でもまとまらない気がする。

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