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つぼみ  作者: ちまた
2/2

住田圭一


アイツと会って半月

月日は滞る事無く流れ

私は高校二年生になった。




天気は快晴

ついこの間までの冬景色は一転し

桜が咲き乱れている



「えー、私が担任の細野です。

 この一年間宜しくな。」


細野という名前に似つかわしくない

緩みきった狸オヤジが朝の挨拶をした。


「そして、新学期早々だが今日からこの教室に

 新しい仲間が増える。」


教室内がざわめく


「じゃあ、入れ」


ガラガラ



「転校生の住田だ。仲良くするように」


細野がそう紹介した転校生は

紛れも無いアイツだった。


「東京から転校してきました。

 住田圭一です

 宜しくお願いします」


クラスメイトたちは、まだざわついている。



「じゃあ、席は一番右の列の一番後ろだ。」



私の隣だということはすぐにわかった


「はい」


アイツがゆっくり歩いてこっちに向かってくる




季節はまだ春になったばかり

桜は当分散りそうには無い。

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