教師編・15『オタクたちの圧力鍋談義』
「ようこそおいで下さいましたルルク様。本日はどのようなご用件でしょう」
「前に言ってた使用済みの魔術器の復元について、相談しにきました」
ルニー商会バルギア中央店、その応接室。
俺がそう言うと、ナギがネックレスを取り出してテーブルに置いた。兄様の遺品だからかなり迷ってたけど、少し預けるだけでもとに戻るなら試してみたいとのことだった。
ヘプタンは宝石部分が暗くなったそのネックレスをじっと見つめる。
「……かなり等級の高いものとお見受けします」
「これは『賢者の秘薬』と言いまして、お察しのとおり伝説級アクセサリです。ナギの兄の遺品なので、絶対に壊したりしないと約束してくださるなら、言い値で復元を頼みたいんですが」
「なるほど、大切なものなのですね。もちろん丁重に扱わせて頂きます。手に取ってみても?」
「はいです」
ナギがヘプタンにネックレスを渡した。
「……そうですね。これならば、会長であれば復元可能かどうかの判断ができるかと」
「会長と言うと、女帝モノンさんですか? 魔術器の修繕なんかもできるんですね」
「はい。ルルク様はモノン様のことをどれほどご存知で?」
「ルニー商会のトップで、未成年の女性だというくらいです」
「モノン会長は我が商会の開発局長でもあります。理術、魔術、神秘術すべてに精通している世界最高峰の製作者でございます。会長の下には三大技術すべてにおいて専門の開発局員が多数おり、会長とともに日々新たな器具を開発してらっしゃいます。正直、私どものような素人では到底考えつかないようなモノをいくつも創り出し、世の役に立てようとする高尚な精神を持っているのです! モノン会長は本当に素晴らしい方なのです!」
早口で語り出したヘプタン。ちょっと鼻血出てるぞ。
「そ、そうでしたか。ではお預けしても?」
「勿論です。会長がお手隙であればすぐにでも査定して下さるでしょう。お預かりします」
ヘプタンがそう言った途端、彼女の手からネックレスが消えた。
文字通り消えたのだ。転移……いや、移送の魔術器でも使ったんだろう。
勿論、いまさらルニー商会の技術を根掘り葉掘り聞いたり詮索したりはしない。
それよりも。
「それとルニー商会に俺の知り合いがいるみたいなんですよ。明日会いに行っても良いかアポイントを取りたいんですけど、本名を伝えても大丈夫ですか?」
「構いません。商会員名と本名はすべて各エリアマネージャーが把握しておりますから、すぐに該当地区へ共有します」
「マタイサの開発局にいるらしいんですけど、名前はナビィさんです」
「彼女ですか。会長直属の理術器開発員ですので、私も存じ上げております。会員名は〝アン〟ですね。ご用件は先にお伺いしていてもよろしいですか?」
「用件って程じゃないんですけど、1年ぶりに挨拶をしたいのと、調理器具を貰ったのでお礼を言いたくて」
「承りました。スケジュールを確認しますので、少々お待ちを」
ヘプタンはそう言って、腕輪に短く話しかけていた。
すぐに返事が来たみたいで、微笑みながら頷いた。
「明日であれば終日空いているとのことです。場所と時間はいかがしましょう」
「では午前に、マタイサ王都の本店でいいですか? 一度行ってみたかったので」
「かしこまりました。ではそのように」
また腕輪に話しかけるヘプタン。
またもや間髪入れず返事が来たようで、
「手配できましたので、明日、お待ちしております。アンもお会いできることを楽しみにしている、とのことです」
「ありがとうございます」
「それとルルク様、ただいまモノン会長から返事がありまして、あちらの魔術器であれば半日で復元可能ということです。明日、マタイサ本店でお渡しできるようです」
「そんなに早くですか!?」
びっくりだよ。
だって伝説級アクセサリだぜ? しかも回数制限がある魔術器だから、おそらく術式か触媒が消耗して消えたんだろう。それを復元するのに半日って……。
「はい。それと修繕費ですが、金貨10枚とのことです」
「いくらなんでも安すぎませんか!?」
「いえ。それくらいが妥当とのことです」
「そ、そうですか……ちなみにモノン会長にはご挨拶させてもらえたりします? 日ごろのお礼と挨拶したいんですけど」
「……すみません。会長は終日忙しいらしく、お会いすることは叶いません」
「ですよね~」
本当に忙しいのかどうかはさておき、時代にそぐわないトンデモ技術を持っている超重要人物だ。一介の冒険者がそうそう会えたりはしないだろう。
「……そしたら明日、マタイサの本店に伺いますね。よろしくお願いします」
「お待ちしております」
ヘプタンが綺麗に頭を下げたので、俺とナギはもう一度礼を言って退室する。
ほんと、来るたびに驚かせる商会だよ。
ルニー商会から屋敷までのんびり歩きながら、ナギが首をかしげる。
「ナギはルニー商会のことはよく知らなかったですが、そのモノンという女が転生者なのです?」
「いや違うっぽい。チート経営力は副会長のジンって子が立役者らしい。そのジンも未成年の少女って話だけど、たぶんそっちが日本人だな。女帝モノンの発想はあくまでこの世界の法則内に収まってる気がするんだよな。じゃなきゃ圧力鍋とか電子レンジとか、とっくの昔に自分で開発してるはずだし」
「ジン……」
思案するナギ。
いまのところ転生者は俺たちクラスメイトしか知らない。もしそのジンが転生者なら、クラスメイトの可能性は高い。
とはいえ俺はクラスメイトの顔と名前なんてほとんど憶えてないから、何の役にも立たなさそうだ。
「……ひとり、思い当たる子がいるです」
「ふうん。誰?」
「橘萌です。大企業の立花グループのご令嬢で、高校のときにすでに企業役員を務めてたです。学校でも有名な子だったですが……憶えてないです?」
「まったく知らん!」
「……やはり地味男は友達いなかったです」
「グサッ! 俺の急所に刺さった!」
クラスメイトに興味なかったんだ。
……はい、言い訳ですよ!
「でも高校生だったんだろ? いくら実家が金持ちだったからって、転生して経営チートできる学生なんているのか? ラノベの読みすぎじゃね?」
「萌のビジネスセンスはもとから天才だったです。役員の話も、何も席があったという意味じゃないです。中学時代から倒産しかかったグループ傘下の企業を転々として、コンサルして回ってたらしいです。結局、萌が関わった企業はすべて数年以内に黒字転換したと聞いたです」
「なにその経営チート。本当に高校生?」
「3歳の頃から親に経営学を叩き込まれて育ったらしいです。英語と中国語もペラペラでしたし、そこらの実業家じゃ相手にならない実力はあったです」
どんな育ちだよ!
というかナギも無敗で全国三連覇とかだったよな。サーヤも高校から始めたテニスで全国大会だったし、俺のクラスってそんなやつばっかりだったの? もしかして天才が集められた学校?
そんななかにいた俺のこの凡人具合はどう説明するんです? 反動ですか、反動ですね。
「ルルクも才能あったです」
「本当か? なんの?」
「地味の」
「悪口じゃねぇか!」
相変わらずキレキレのナギだった。
そんな無駄口を叩きながら、適当な飯屋で昼食を済ませてブラブラして帰るのだった。
翌日の朝。
約束通り、マタイサ王都にやってきた俺たち。
同行しているのはナギとサーヤだ。
女帝モノンは不在ということだったが、もしジンに会ったらクラスメイトかどうか確かめたい。それゆえセオリーとエルニはちょっと席を外してもらった。詳しい話もしたいし。
エルニはともかくセオリーは不満そうだったけど、今日も休んでていいと言ったら鼻歌まじりでお菓子を片手に部屋に引きこもっていた。メイドたちも嬉しそうに世話を焼いていたな。
それでいいのか真祖竜。
「ね、ねえルルク……もしかしてあれがルニー商会本店?」
「だな」
声を震わせたサーヤ。
ヘプタンのもらった地図の通りにやってきたここは、マタイサ王都の中心街の裏路地。
そこにあったのは城のように巨大な商店……ではなく、意外や意外、小さなふつうの雑貨屋だった。
「ゲームとかで最初に寄る武器屋と変わらないわね」
「そうなんです?」
「ナギはゲームしたことないんだっけ。たいてい初期装備レベルのものしか売ってない寂れた店ばっかりよ」
「それって武器屋としてどうです? 購買層限定しすぎでは?」
「フィクションにマジレスしてやるな」
まあ、確かにおかしいけどな。
そんな感想はともかく、サーヤの言葉は言いえて妙。まさにボロい商店だった。
「まあ一号店だし、ルニー商会も最初は小さい店舗から始めたんじゃないか? お邪魔しまーす」
俺はそんな風に言いながら、扉を開けて中に入った。
「ようこそおいで下さいました、ルルク様」
予想通り、中は小さな商店だった。
客は誰もいない寂れた空間。そこに、仮面をつけたお姉さんがひとりぽつんと立っていた。
見たことない人だけど、当然のように顔は把握されてるのね。
「どうも、お約束どおり来ましたけど……」
「ありがとうございます。アンもすでに待機しておりますので、案内致します」
そう言って店の奥の扉を開けて案内する受付嬢。
その向こうに広がった光景を見て、俺たちは息を呑んだ。
「どうぞ皆様、こちらへ」
「うそ……これ、まさか空間接続!? ふつうに禁術レベルの技術じゃない!」
サーヤが声を裏返した。
扉の向こうにあったのは、広々としたデパート空間だった。
ピカピカの床、白く輝く壁や天井、超巨大なシャンデリア……ガラスケースにいくつもの商品が展示されており、見渡す限り買い物客でごった返している。
そのロビーを見下ろした二階のバルコニーに、俺たちは立っていた。
「なんだこれ。というか、こっちがもしかして本当のルニー商会本店?」
「この扉、ナギの刀で斬ったらどうなるか気になるです」
いま通ってきた扉から外を見れば、さっきの寂れた商店が。
気持ちはわかるけどナギさん、ここで物騒な発想はやめてくれ。
「お買い物は後ほど承りますので、そのままこちらへどうぞ」
先導する受付嬢。
ロビー二階のバルコニーから廊下を進む。
廊下も煌びやかで、たくさん絵画がかけられてあった。たぶん貴重なものなんだろうな。
そのまま廊下を進み、角を曲がった瞬間だった。
「あっ」
「おっと」
ナギと俺が反応した。
「どうしたの?」
「いや、たぶん空間が変わった」
「です。別の場所に飛ばされたです」
「ご慧眼恐れ入ります」
受付嬢が振り返って、やんわりと微笑んでいた。
「当商会は防犯上の理由から、お客様をご案内するうえで幾つもの空間を跨いでおります。もし侵入者が現れても、鍵を持たない限り表の店までしか足を踏み入れることはできません。そして鍵は物理的な物ではありませんので、盗むことも不可能です」
「へ、へえ……」
まさかここまでオーバーテクノロジーだったとは。
女帝モノン、おそるべし。
サーヤが首をひねった。
「でも、そのアンさんと会うだけなのにここまで警戒する必要あるの? その子はふつうの開発員なんでしょ?」
「サーヤ様のご懸念も理解できます。私も昔はそう考えておりました。しかしジン副会長のお言葉のひとつに、このようなものがあります。『あらゆるモノのなかで最も価値のあるモノは情報である。そして――」
「『すべての価値を定めるのもまた、情報なのだ』……じゃない?」
「っ! ご存知でいらっしゃいましたか、余計な口出しを失礼しました」
驚いた顔を見せた後、頭を下げて再び歩き出す受付嬢。
サーヤが小さくつぶやいた。
「間違いないわ。ジンは萌ね」
「です」
口癖か何かだったんだろうな。橘萌の。
俺にはまったく顔も思い出せないから、ジンについては二人に任せよう。
そのあとも受付嬢について廊下を歩く。
見た目は変わらないのに、それから二度も空間を跳んだ。
案内されたのは小さな部屋だった。応接室というより普通の部屋だった。ベッドやテーブル、ソファ、本棚、簡単なキッチンまで備えている生活感の溢れる場所。
そこにいたのは、青髪のおさげの少女。
部屋に入ってきた俺たちを見て、ぴょこんと跳ねて立ち上がった。
「る、ルルクくん!」
「ナビィさん、お久しぶりです」
記憶の通りのナビィだった。
1年前からお互いさほど変わっていない。ここで俺の身長が伸びてたりしたらカッコイイんだろうけど、残念ながらまだまだチビだ。
ナビィはやはりメイド服を着ていた。たしかジンの家のメイドなんだったっけ。
ということはここはジンの屋敷のナビィの部屋……?
ま、詮索はよそう。
「お元気そうでなによりです。先日プレナーレクさんの屋敷に行ったとき、ナビィさんがこちらにいるとお聞きしまして伺いました」
「る、ルルクくんこそっ……あの、か、活躍してるって噂でたくさん聞いてます……」
コミュ障っぽい喋り方も変わらず。
いいね、どことなく安心する。
「それほどでも。それとナビィさんが作ってくれた圧力鍋、さっそく使いましたよ」
「どっどうでしたか!? 満足いく出来ですか!?」
身を乗り出すナビィ。
俺は深く頷いた。
「非常に素晴らしいですよ。加圧、減圧、どちらともスムーズで熱効率が良かったですし、圧力の安定具合も最高品質といって過言じゃないですよ。鍋底部分に加熱板が組み込まれてましたよね? 魔力を通すだけで発熱できるだけじゃなくて、色で火力の視認までできるなんて予想外でした。ちなみに底部分に使ってる金属はなんだったんですか? 熱伝導率が調整されてる気がしたので気になりました」
「あ、あそこはスズと鉛で作りました! ルルクくんが言ってた家庭に普及するための条件が、軽量化と安価であることだったので……できるだけ低価格にできるよう、使っている部品はどの地域でも安く仕入れれるようにしようって思って……」
「すばらしい! そこまで考えて作ってあの出来だったんですか! いやもう、ナビィさんは天才ですよ! 昨日使ってて思ったんですけど、減圧時の蒸気を冷却するために排熱口を少し迂遠させていましたよね? 蒸気の熱が天井に届かないようにしてませんでしたか?」
「気づいてくれたんですか!? そうなの、マタイサの一般家庭のキッチンは天井が木だから、どのうちもキッチンの天井は腐ったりカビが生えやすくて……圧力鍋はどうしても普通の調理より蒸気が噴出するから、設備への負担も考えておかないとと思いまして」
「なるほど、それであの構造だったんですね。キッチンに立ってるナビィさんだからこその発想だったんですね……ちなみに蓋の取っ手が横についていたのに理由は?」
「あっ、そ、それは調圧の影響で蓋がかなり熱くなるから、蓋の上にヤカンを置いたら同時にお湯が沸かせると思ったんです……あの、さすがに余計な機能だったでしょうか……」
「マーベラスッ! 余計だなんてとんでもないですよナビィさん! あなたは気遣いの神かなにかですか!?」
「か、神様だなんて恐れ多いですよぉ」
困ったように眉をへの字にするナビィ。
そのあとも、俺とナビィの圧力鍋談義はしばらく続いた。ここ最近で一番気に入った物だったので、俺のオタク魂が火を噴いてしまった。
「いや~ほんと素晴らしい調理器具でしたよ。ありがとうございます」
ひととおり喋って喉が渇いたので、ナビィが煎れてくれた紅茶に口をつける。
またもや初めて飲む味だった。うまい。
「そうだナビィさん、これ手土産です。お休みの日にでも使って下さい」
「わっ、あ、ありがとうございます……こちらはなんでしょうか」
「お香ですよ。リラックス効果があるので、ゆっくりしたいときに焚いて下さい」
「は、はい! 一生大事にさせていただきます……」
顔を赤くしてぎゅっと胸に寄せたナビィ。
いや大事にせずに使ってくれよな。
そのあとサーヤとナギを紹介すると、ナビィは目を輝かせていた。
「さっ、サーヤさん! あの、あのっ、握手してくださいますか!」
「私? なんで?」
「ファンなんですっ! サーヤさんの本、ぜんぶ買ってます!」
「私の本!? なにそれ!」
サーヤがのけぞる。
ナビィは慌てて立ち上がって本棚から3冊持ってくると、自慢するようにテーブルに置いた。
「わ、わたしの愛読書なんです!」
『英雄が生まれた日 ~サーヤ=シュレーヌの生い立ち~』
『史上最年少でSランクになるための3つの習慣』
『サーヤのぼうけん』
ほんとだ、サーヤの本だ。
ちなみに著者はすべて『カール=シュレーヌ』。
サーヤは絶句し、俺とナギは腹を抱える。
「な、なっ……」
「うははは! 腹痛ぇ!」
「ぷくくく、ほら有名人、サインしてやるです」
「もう! 他人事だと思って~!」
睨んでくるサーヤだけど、こればっかりは俺たち関係ないしな。
とはいえ目の前にいるのは純粋なファンだ。
「ファンサービスくらいはしておけよ」
「もう! わかってるわよ! ナビィさん、握手だけでいい?」
「あ、あの……よろしければ、その……」
「わかったわよ。サインもするから、ペン貸してね」
「ありがとうございます!」
無事に握手とサインをゲットしたナビィは、俺に会ったこと以上に喜んでいた。ちょっと複雑な気分だぜ。
ちょっと不機嫌なサーヤが、唇を尖らせながら言った。
「でもさ、モノン会長さんのほうがよっぽど凄いんじゃないの? 見たことない道具ばっかり作ってるんでしょ? 私なんかただの冒険者よ」
「か、会長は確かに凄いお方ですけど……でも、わたしはサーヤさんのカッコよさに憧れてるんです……どんなにヒドイ環境で育っても、差別もしないし夢をあきらめないし……」
「……ねえナビィさん。もしかして、本に私の夢が何か書かれてたりしてる?」
「は、はい。『有名になって、誰からも語られるような偉大な存在に――」
「いやああああ! 恥ずかしいぃいいいいい!」
絶叫するサーヤだった。
顔を真っ赤にして床を転がりまわっていた。
「ぶははははは!」
「ちょ、おなか……おなか痛いです!」
ソファを叩いて笑い震える俺とナギ。
サーヤの恥ずかしい秘密、絶賛発売中な件について。
「ええっ、あの、わたし余計なことを……?」
「シバく! お父様、次会ったら絶対シバいてやるんだから!」
ギリギリと歯を食いしばって怒りに震えるサーヤだった。
あとがきTips~クラスメイトの転生事情~
【クラスメイト一覧(括弧内は転生後)】
秋元美都里
飯塚晃
猪狩豪志
一神あずさ (サーヤ=シュレーヌ)
稲葉羽咲
五百尾憐弥
遠藤保津
岡崎智弘
鬼塚つるぎ (ナギ)
恩納那奈
加藤正平
木村誠一
金城美咲
九条愛花 (?????)
小早川玲
桜木メイ
四葉幸運
宍戸直樹
瀬戸ナディ
橘萌 (?????/ルニー商会副会長・ジン)
舘田由香
茅ケ崎六郎
秩父一真
徳間十三
富安絵梨
七色楽 (ルルク=ムーテル)
二階堂ゆゆ
ネスタリア=リーン
野々上ちこ
二十重岬
八戸結花
福山翔
藤見初望
真壁圭太
三田真治
山柿聖也
山口由紀
吉田愛
吉村光
綿部寧音




