熱性けいれん
乳幼児期の10人に1人ぐらいの割合でおこる熱性けいれん、そのほとんどは1度で終わり、2度目が起こることはあまりないもの。親や親の兄弟で熱性けいれんの既往歴があると子どももかかる可能性が高くなるらしい。かかる比率等は、自分の子がかかった時に聞いた話であるので、医学的観点からみて正確かどうかわからないですが。
さて、そんな熱性けいれんであるが、私も旦那も、その兄弟もかかったことはない。そして長男もよく病にかかる子であったが、けいれんとは無縁であった。そして次男である。我が家で唯一のけいれんもちである。
保育園の兄の送迎やら外によく出る影響か免疫がついたのか1歳過ぎて保育園に入った後も1か月を超えても皆勤賞で、仕事復帰後かつ第3子の妊娠が発覚したばかりのころでとても助かっていた。疲れが出た6月ころ夕方から発熱。そばで様子を見ていたら、けいれんが始まったのである。幸い時間としては短かったのではあるが、とても長く感じはした。夜間かつ日曜日の出来事であった。夜間の熱性けいれんの対応としては、救急車呼ぶのがよかったのかもしれない。長男の時激しい嘔吐で救急車を呼んで、来た時割と元気になっていたというトラウマのせいもあり呼ばずであった。けいれんが長い、本人の状態が明らかにおかしければ迷わずだったとは思う。
市町村の夜間救急とか問い合わせとか、隣の市(他県)の子どもの対応可の病院とか今思えばほかの対応もと考えられるのであるが、その時は、市内にできた小児科のある総合病院の夜間窓口に旦那と車で向かったのである。
病院についたところ、対応はしてもらえるのであるが、小児科医は不在。また痙攣しそうなところもありつつ、当番医のかたがけいれんどめの座薬と解熱剤やら投与。もともと、病についての知識があったので、お母さん落ち着いてますねーと言われたのであるが、それなりに焦ってはいたのである。そのまま入院。新しい病院できれいだったのは幸いである。
元気なものの熱がさがらず、退院させてもらえず、2泊することに。大人用ベッドで添い寝だったのでつらくはなかったが。退院後発疹がでたこともあり、突発性発疹だろうなあということと、けいれんの報告も兼ねてかかりつの小児科受診。血液検査の結果やら見せつつ、高熱時の解熱剤は切れた時、再度熱が上がるときに再痙攣の危険性もある話もしてもらいつつ。
けいれんに関しては、2度目起こることは、少ないので、けいれんを起こさないための座薬については、2度目以降に処方される説明を受けたのであった。それから3か月後たたないうちに再度けいれんを起こす次男なのであった。
2度目のけいれん。なぜかかかりつけの小児科に行けない日にかかるのである。発熱し、保育園をお休み。休診日のため、別の小児科へ。診断をうけ、旦那が処方箋、支払い待ちの間に、階下のスーパーでお買い物。カートに乗せた次男が泣き出し、おかしいと思った時には2度目のけいれん。がくっとなるのはかなり怖い。そのまま抱きかかえて旦那に連絡し、先生につなげてもらい、病院で座薬処方と至るのであった。
翌日にかかりつけ医にいき、けいれんを起こさないための座薬を処方。保育園のための投薬指示書ももらいつつ。とはいっても間に合わず、けいれん発作になる可能性もききつつ。
小学校入学ころまで座薬にお世話になりつつ、なんとか3度目がないまま小学校中学年まで成長。さすがにもう大丈夫であろう。
4人目である三男も、高熱時にけいれんがないので、大丈夫であるとは思ってはいる。