男の子?女の子?
赤ちゃんを見かけたとき、よく言われる台詞。
「可愛いわね。男の子?」ないし、「女の子?」というもの。
赤ちゃんの髪の毛は薄く短いことも多く、性別がわかりづらいことがある。そうしたとき、アドバイスでよく聞くのは、迷ったときは女の子?と言おうといったものだ。
「いえ、男の子です」
「あら、とても可愛いから女の子だと思ったわ。ごめんなさいね」
となれば、気を悪くもしないだろうといったものからきているのである。
我が家には、長男、次男、長女、三男の順で4人の子どもがいる。それぞれのどのように言われることが多かったかについて語るわけである。
まず、長男。平成生まれであるが、昭和の香りもするような風貌のTHE男子って感じの赤ちゃん時代であった。10割に近いくらい男の子と言われる確定型(勝手に命名してみた)男の子であった。何十回ときかれたセリフ中女の子と言われたのは、たった1回ではないかなと。
次に次男。長男にそっくりながらもやや現代っぽい顔つきである。父親そっくりである長男に比べれば若干母要素も入ったお顔である。そんな次男君の勝率といえば、9割5分程度という感じであろうか。何十回と聞かれたセリフ中女の子と言われたのは3,4回程度ではないだろうか。
そして長女。彼女は、男の子に間違われ率9割超えという実績をもつ。生後半年以降くっきり二重となり、かなり凛々しいお顔立ちに拍車をかけてしまったようである。母よりの顔であるが、同時期の次男の写真と比べても見分けがつかないくらいそっくりなのが災いしているのかもしれない。
男の子か女の子か迷ったら女の子と聞くことが多いはずなのに間違えられるわけである。ひらひらの服をきてても、ドレスでディズニーランドに行っても男の子に間違えられた強者である。顔は男の子に見えるのは、しょうがない。でもせめて服装は見てから聞いてほしいと、ちょっとお怒りモードで女の子ですと答えた覚えがある。
さすがに二歳頃になると女の子と認識されるようになったのであるが。男の子によく間違えられた子は美人になるときいたことがあるのでそう願いたい。
最後は三男。令和ボーイの彼は、四角い顔の持ち主。わりと優しい顔つきのためか、彼の勝率は二割程度。わからないときは女の子と言うというのが当てはまる子に育ったらしい。誰よりも女の子に間違えられるわけである。姉の真似して短い髪にゴムをつけたらあら不思議。女子にみられそうな可愛さなのであった。