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小1の壁

 小学校に入るとやってくるといわれる壁。長男が入学したとき、かなりその壁を感じ、保育園との違いに驚かされた覚えがある。

 保育園から学童保育への移行がまず最初にある。4月1日になったとたん小学生なので学童保育に切り替わるのである。給食が始まるまでの期間はお弁当。学童の人数も多く、お弁当は室内保管である。お弁当を毎日作っていると保育園のありがたみをひしひしと感じるわけである。

 学童保育の困ったことといえば、慣れぬ時期の一人帰りができなかったこと。なので、給食が始まるまで習い事がある日は、義母か旦那のお迎えを調整したり、学校がはじまれば、休んで帰宅させる形に。学校まで一人で行くのだから、遅い時間ではないし、同じ敷地内の建物から帰宅してもいいじゃないかと言いたいわけであるが、そうもいかないらしい。

 その後学童保育が民営化され、長期休み期間のお弁当が購入可能になったのは幸いであるが、好みがうるさい次男はお弁当がよいとなったり、途中でお弁当に切り替えたりということはあった。

 そして、学童保育の難点は、学校閉鎖、学級閉鎖等該当してしまうと預けられないこと。そういう時こそ1日だれかに面倒を見てほしいのにー。保育園では、インフルエンザが流行ろうが胃腸炎がはやろうが、保育園に預けられたので、学級閉鎖になってしまったときに、どう対応しようというのが悩みになる。

 コロナ禍では、産休&育休中であったので学童保育の利用もなく、極力自宅でといった対応が求められたり、密になりうる環境の中で、預けるのか悩むことがなかったのは幸いであるが、お仕事をされながらお子さんの臨時休校やコロナの感染の恐怖だったりに対応された方は大変だっただろうなと思っている。コロナの壁のほうが険しいのかもしれない。


 さて、小1の壁の学校のほう。カルチャーショックというかかなりびっくりした。まずは、行事予定。保育園に入っているお母さんから聞かされていたからよかったが、入学式の一週間後に授業参観&役員決めがあること。下手すると、入学式まで聞けない可能性が。日程を早めに教えてくれっていう感じがね。下の子の時は、上の子が小学校にいるから情報が得られてよいのだけど。

 入学式で大量のプリントが渡され、提出期限が2日後だったりとか、欠席連絡は電話がダメで、連絡帳を誰かに預けて持っていってもらうとか、図工や授業で使うものの連絡が学年だよりにちらっと書かれているだけで、見逃したときに、連絡帳で明日〇〇を持っていくっていうのに戸惑ったりとか。プリントをきちんと子どもに出させてこまめなチェックというのがおろそかになりがちで。2人目以降は、こんなことがあったという記憶がある分、対応しやすくはあるのだけど。

 欠席については、コロナもあって電話も大丈夫になったり、だんだんメールで欠席連絡ができるようになったり、学校からのメール連絡があったり少しずつ変わっては来ているけれども。インフルエンザ等連続で欠席したときのお休みの間の連絡が不十分になりがちだったりするのが残念であったりする。兄弟がいればまだいいのだけど共倒れとなると、ママ友から聞くことも増えてきたり。

 

 そしてPTA。PTAも大変だなあと思うところである。6年間のうちに役を必ずやらなくてはならない。また、クラスの係というのもあって、それは毎年なんらかをやらなくてはならないというのもあった。学校によるのだろうけれど。その後、負担の軽減で、クラスのかかりはなくなって、有志で運動会等のイベントの手伝いや読み聞かせボランティアを募ったりに変化したけれど。役員については、みんな早いうちにやりたがるので、じゃんけん争奪戦となったりする。ただ、クラスによって役員経験者に偏りがある場合、6年で二巡目がくるという事態もあるらしい。下の子の分を上の子で使えるような対応になるみたいだけれど。長男の時は、4年生までじゃんけんやくじで負け続けて、5年でようやく勝利したのはよい思い出であるが、6年はコロナで役員活動は本部以外はほぼなくてというイレギュラーであったので、やらなくても済んだ可能性もあったのだなあと。

 PTAに関して言えば、本部役員の人手不足というのは深刻(学校によるのかもであるが)で、欠員が出てる状況で、役員選考委員になったので、負担の軽減やどう選出するのか試行錯誤を重ね、すごく大変な役員活動になったり。働く人が増える中で、平日や長い時間拘束されなくては本部役員ができない状況では、役員ができる人は限られ、かつなり手がいなくなるのも避けられないのであった。

 PTAの形も変わってきていて、さらにこのコロナ禍で思うように活動ができない中で何が残っていくのか、どう変化していくのかといったところなのかもしれない。

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