閑話 詩音とお買い物!
美月と恋人になった次の日
俺は詩音と買い物に来ていた
「お兄ちゃん!
ゲーム売り場って何階だっけ?」
なんて、会話をしながらゲーム売り場へと向かう
詩音の分のゲームを買い家へ帰ろうとすると
詩音が喫茶店に寄りたいと言うので喫茶店へと向かう
「お兄ちゃん!
ゲーム始めたら一緒にやって!」
「あぁいいよ」
詩音の可愛い笑顔に即答してしまう
俺、結構シスコンなのかも………
などと考えていると詩音の口から
驚きの言葉がでる
「お兄ちゃんと恋人の美月ちゃんとも一緒に遊びたいな〜」
「?!」
なっ、何故それを……
「詩音、どうしてそれを……」
「んー?
お兄ちゃんたちが恋人になったこと?
それはね〜 お母さんたちに教えてもらったー」
え? 母さん?
でも、昨日は美月の家に………
もしかして………
「えっと、それって……」
「美月ちゃんのお母さんから
メッセージが来たって言ってたよ?」
見られてたー?!
えっ、恥ずい
「ふふっ お兄ちゃん恥ずかしがってるー」
これはしてやられたみたいだ……
あとで、美月にも相談しよう……
このあとは
完全に詩音に主導権を握られ
色々な所に立ち寄りながら家へと帰った
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メッセージアプリ
蓮:美月、今、大丈夫か?
美月:どうしたのー?
蓮:なんか、俺達の関係、母さんたちにバレてるっぽいんだけど…
美月:え? そうなの? ちょっとまってて
美月:蓮くん……
蓮:ん?
美月:ほんとだった……
あの時、お母さん見てたって……
蓮:やっぱりか……
美月:どうしよう、恥ずかしいよぉー
蓮:親公認ということで諦めよう…
美月:そうだね…
美月:あ、ごめん
なんか、詩音ちゃんからメッセージ来てる
蓮:ん、りょーかい
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美月:詩音ちゃんどうしたの?
詩音:美月ちゃん!
お兄ちゃんと恋人になったんですね!
美月:詩音ちゃんまで知ってるの?
詩音:はい! お母さんに教えてもらいました!
美月:うぅ、ここまで、知れ渡っているとは……
詩音:私的にはお兄ちゃんも美月も大好きなので嬉しいです!
美月:ありがとね、詩音ちゃん
美月:そう言えば今日、ゲーム買ったんだって?
詩音:はい! 一緒にやってくれると嬉しいです!
美月:もちろんだよー!
それで、お買い物楽しかった?
詩音:はい!
お兄ちゃんの可愛い照れ顔も見れました!
美月:て、照れ顔?
詩音:やっぱりお兄ちゃんは
普段は冷静なのもいいですけど
照れ顔もまたいいですよね!
あ、そろそろご飯の用意するので失礼します!
美月:うん またねー
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美月side
私、姫野 美月はただいま混乱しています
その混乱の元は
昨日恋人になった幼馴染の蓮くん
…の妹の詩音ちゃんです
昔からちょっとブラコン気味だったのですが
最近はさらに拗らせてる気がします
蓮くんも蓮くんで詩音ちゃんに甘いので
私的にはとても心配なのです!
そして、私も
蓮くんと詩音ちゃん
2人とも一緒にいたいとも思うのです
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今回はちょっと少なめです
注意:キャラ崩壊ではありません
本作の主人公たちの素の面です
ゲーム中は基本素はでないと思われます
ほんと、多分……
次回からは妹、詩音を加えた
3人がメインです