始まり2
大きなビルの中に清一郎が入って行った
カンカンカン
鉄でできた階段を上がる清一郎は13階で止まり部屋に入って行った
部屋の中ではなにやら会議をしているようだった
長谷川
「よ!!清一郎」
この清一郎が所属している長谷川グループの長
背丈は清一郎と同じで少し頑丈そうな体系 清一郎の幼なじみ
長谷川
「また仲間が殺されたぜ?」
清一郎
「知ってるよ」
長谷川
「ったく俺らに何の恨みがあるんだか…」
清一郎
「さぁね…」
長谷川
「お前も少しは協力しろよ?このままだと皆殺しだぜ」
清一郎は知らんぷりをして長谷川の隣に座り雑誌を読み始めた
長谷川
「お前は相変わらずマイペースだな」
長谷川は立ち上がった
長谷川
「いいかお前ら!!今のままじゃ全員殺されてしまう 正体不明の猫ごときに怯えてる俺らじゃない〓奴は月がでる夜に現われるそこを俺らでやっつけてやろうぜ!?」
部屋に居た大勢の人が歓声を上げ場内は盛り上がっていた
清一郎
「俺は下りるぜ」
長谷川
「何?」
清一郎
「今日は早く帰ってゆっくりしたいの」
長谷川
「嘘付け どうせ女の所に行くんだろ?それよりさぁ…」
長谷川は清一郎の肩を叩く
長谷川
「美奈子を連れて来てくんねぇかな?アイツ俺の事拒否ってんだよな…」
清一郎は長谷川の手を肩から払うようにしてどけた
清一郎
「無理だね ここ来る前にも言ってたよ?お前なんか大嫌いだって」
長谷川
「素直じゃねぇなぁ会いたいならそう言えばいいのに まったく…」
清一郎
「姉さんが意地っ張りなのは昔っからだよ」
長谷川
「まぁそこも可愛くていいんだけどな 笑」
その頃美奈子は口笛を吹きながら部屋を片付けていた
猫
「えらいご機嫌だな」
美奈子の背後から全身黒く普通の猫よりはるかに大きい猫が出てきた
美奈子
「なぁに?ダルク 羨ましいの?」
ダルク
「私はあの男が昔から大嫌いでな…殺したくてうずうずしているのだよ」
美奈子
「駄目よ いくら人間嫌いなダルクでも殺していい人と駄目な人くらい見分けつくでしょ?」
ダルク
「…美奈子 お前はあの男の何処がいいんだ?私には臭くてたまらん」
美奈子
「何時かきっとあの人の良いところ分かるわ」
美奈子は手を止め 時計を見た
美奈子
「もうこんな時間」
ダルク
「なぁ…リュータ」
ダルクの頭の上から全身真っ赤な小さな猫がひょこっと顔を出した
ダルク
「お前はあの男どう思う?」
リュータ
「僕ぅ?僕わぁそだなぁ…筋肉もぎ取ってやりたいな」
ダルク
「お前も私と同じ意見のようだな」
美奈子
「もう!!二匹ともっいい加減にしてよね」
ピンポーン
玄関のチャイムが鳴った
美奈子
「誰!?」
清一郎
「姉さぁん〓俺だよぉ〓開けてくれよぉ…」
美奈子
「なぁんだ…清ちゃん 今開けるね」
美奈子は玄関に行き鍵を開けた
清一郎
「何で鍵掛けるんだよ 俺が居る事忘れた?」
美奈子
「ごめんごめん!!ダルクと話てたからさ ほら誰かに見られたらやばいじゃん?」
清一郎はダルクに近づく 清一郎と並んで見るとダルクは一回り大きいようだ
清一郎
「よ 久しぶりだな」
ダルク
「元気にしてたか?小僧」
リュータ
「僕も居るぅ♪」
リュータはダルクの頭から清一郎の頭へと飛び移った
清一郎
「おっ チビ助 相変わらず小せぇなぁ」
清一郎は愛用のソファに座り新聞を広げた
清一郎
「昨夜 また殺ったようだな」
ダルク
「死んで当然の男だ」
清一郎
「飽きないねぇ…そんなに人の肉喰ってどうすんだよ?」
ダルク
「意味はない 人間の肉が好物なだけだ」
清一郎
「だったら丸呑みすりゃいいじゃん?わざわざ首の肉だけ喰わなくても…」
ダルク
「怨念なんだよ みんな私の腹の中で言うんだアイツの首を喰ってやりたいってな 私はそれを叶えてやってるだけだ」
清一郎
「なぁ…ダルク お前の腹の中にあと何匹居るんだ?」




