始まり
この物語はオリジナル小説でありフィクションです。物語に出る団体や人物は実在しません。
今から約15年前
この世界には奇妙な噂が耐えず広がっていた
暗い月が出る夜
何ものかに殺される若者達それは決まって首の肉の一部が引きちぎられていた
中には半分以上も無くなっている人も居た
そしてまた 被害者が…
〜ダルク〜
雲ひとつもない綺麗な夜空空に浮かぶ丸い月の下
一人の男が居た
男
「はぁはぁはぁはぁ…」
その男は息を切らしながら必死に走っていた
そう 何かから逃げているかのように…
男
「!!!!」
男が強ばった顔をして立ち止まる
男
「何だよお前は…アイツらを殺ったのもお前なんだろ!?」
寒い冬の季節
木枯らしが吹き荒れる中 男の目の前に立つ黒い影
全身を黒い毛皮のマントのような服をまとい長い髪が風に吹き上げられていた
その女の目は闇夜に獲物を狩る猫のように鋭く黄色い目をしていた
女
「恨みあるべき者…その恨み…今晴らす」
女に付き添うように大きな猫がうなり声をあげながら男に近づく 大きな猫が口を開いた
猫
「人間共…我の恨みを死して味わえ」
男
「お前があの…」
猫が男に向かって飛び付いてきた
男
「うわぁぁぁぁ!!!!」
ブチッ!!!
猫は男の首の肉を引きちぎった 男はその場で息耐え男の首の肉を猫は美味そうに食べた
女
「恨み…お前だけの肉だけじゃ物足りない…」
女は後ろを振り返りそのまま姿を消した
次の日の朝
新聞を手にしソファに横たわる男 清一郎
清一郎
「ったくマスコミも飽きない奴だねぇ…これも姉さんのせいだよ?」
カウンターに女が一人
食事を持って近づいてきた女の名は美奈子清一郎の義理の姉 二人は両親がおらず父親の友達の娘 美奈子と二人暮し
美奈子
「仕方ないじゃん?悪いのはアイツらだし」
清一郎
「でもこのまま大きくなってくると姉さん危ないよ?」
美奈子
「関係ないじゃん?それより大きくなった方が恨み晴らせれるじゃないの二度とあんな事が起きなくなるし」
昨夜の大きな猫は人間に虐待され殺された恨みの固まりでありその猫の事をと呼んでいた
美奈子は以前その猫に助けられており恩返しにとブラックキャットを体に宿し動物を虐待する人を殺しているのであった
清一郎
「いくらその猫の恨みだとしても姉さんが手を汚す必要ないじゃん?」
美奈子
「うるさいわねぇ…あんた殺すよ?」
美奈子がギロリと清一郎を睨んだ
清一郎
「さてと!!俺はもう行かないと…」
清一郎は美奈子の脅しに動じず平然な顔をして立ち上がった
美奈子
「まだあんなのとつるんでるの?いい加減よしなさいよ」
清一郎
「別にいいだろ?昔からの仲なんだしさ」
美奈子
「私はあんな男 大嫌いよ!!」
清一郎
「ハハハ」
清一郎は美奈子を後にして部屋から出ていった




