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天使と堕天使 1話

みなさんは天使と堕天使という言葉をご存知でしょうか?


天使とは、みんなのことを守ってくれるとてもいい天使の


ことです。また、堕天使とは途中で天使の道をやめ、


悪魔との契約を結び、常に悪い天使でいることを堕天使


といいます。これは、そんな天使達を物語にしたお話


です。




~天使と堕天使 1話~



ゆき「 今日も異常なしっと!」


私、ゆき!まだ天使になったばかりで初級天使だけれど、


もう一人前の天使だよっ♪


いつも、朝に街のパトロールがあるんだけど、


正直朝は眠たくて…しょうがない。


ゆき「早く天界に戻って上級天使達に報告しないとっ!」


~オリス天界上級天使~


ゆき「えっと~花はどこだろう……? あ!いた!花~!」


花「あ!ゆきじゃん!おはよう♪」


ゆき「おはよう♪花!街の報告をしにきたのっ!」


花「ありがとう。どうだった?」


ゆき「全然異常なかったよ!」


花「パトロールご苦労様。それはいいけど、ゆき上級天使に


タメ口はないんじゃないの?」


ゆき「えぇー。だって、敬語面倒なんだもん。」


花「はぁ。上級天使にタメ口で話す人はゆきしかいないと


思うけど?そのうち、目つけられちゃうわよ。」


ゆき「いいよ!あたしには、花がいてくれる、それだけで


いいもん。」


花「ふふっ。ゆきったら。」


ゆき「ははっ。」


花「ねえ。ゆき。久しぶりに一緒に散歩しない?


私の秘密の場所を教えてあげる♪」


ゆき「えぇ!いいの!?行く行く!」


~オリス天界上級天使 東道~


ゆき「上級天使の街はすごくいい街だよね!花がたくさん


あって、ホントに天使の天界って感じ!」


花「ふふっ。上級天使の街は初級天使の街とは少し違うから


ね。」


ゆき「少しどころじゃないよ!全然違う!初級天使の街は


花なんてないし、なんか、寂しい街で。」


花「そうね。確かにあそこは寂しい街だね。でも、みんな


初級天使から始まってるから誰もが思うことよ。」


ゆき「うん。そうだね。そこからみんな努力して今の


上級天使達がいる。あたしも早く上級天使になりたいなぁ」


花「ゆきはまだ入ったばかりだもの。少しずついろんなこと


を覚えていけばいいわ。」


ゆき「そうだね!頑張る!」


花「うん!……ねぇ。」


ゆき「なに?」


花「堕天使って知ってる?」


ゆき「知ってるよ。悪魔との契約を結び、常に悪い天使でい


ることを言うんだよね。」


花「そう。堕天使…聞いただけでも怖いわ。」


ゆき「…どうして急に?」


花「ううん。なんでもない。 あ!そろそろ着くよ!


私の秘密の場所!」


ゆき「え?」


連れてこられたのはまるで、空気が清んでるとても美しい


湖だった。その、湖はとても綺麗で一瞬で心を奪われる


ほどの綺麗な場所だった。


ゆき「す…すごく綺麗。」


花「でしょ?私の大好きな場所なの!」


ゆき「すごい…すごいよ!こんな湖見たの初めて…」


花「ふふっ。みんなには内緒よ?この湖を知ってるのは


私と、ゆきだけなんだから!」


ゆき「うん…(^^)!約束する!」


花「うん!…ゆき?」


ゆき「!!」


気づいたら自分が泣いてることに気づいた。


今まで、泣いたことがなかった。


この湖を見たせいなのだろうか?温かい気持ちになって…


ゆき「ごめん!なんでもないの!」


花「ゆきの泣き顔初めて見たわ。ゆきはそうやって泣くのね


。」


ゆき「ごめん。つい、感動しちゃって…」


花「ねぇゆき。」


ゆき「なに?」


花「もし、どちらかが、堕天使になったとしても、


忘れないでいようね。この場所も、私達のことも。」


ゆき「当たり前じゃん!そんなの。絶対に忘れたりしない。


花はあたしの最初の友達だもん。」


花「約束だよ!」


ゆき「うん!約束!」


この湖で約束をしたことをずっと忘れないでいよう。


湖の光が私達を照らしている。そんな気がしたんだ。


「天使と堕天使」読んでいただいてありがとうございました


このお話は連載小説となっていて、書いてる自分もとても


わくわくしながら書いています!


このお話はまだまだ続くので、最後まで読んでいただけたら


幸いです!どうぞ、これからもよろしくお願いします!


Twitterもやっていますので、そちらもよろしくお願いしま


す!→あすりい@演劇部 です!

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