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アンビエント・リング  曖昧な輪の連  作者: 降矢木三哲
アンビエント・リング 第一部
86/98

ある少女の日記  8月18日 雨

もう起きていられる時間は、ほんの少しになってきたみたい。

 




昨日は、日記を書いている間に目を閉じてしまった。

 




今度、目を閉じたら、もう目を開けることができないかもしれない。

 




だから、今日ここに書いておこうと思う、わたしの最後の願いを……。

 


お兄ちゃん、この日記を読んでくれてる?

 


もし、読んでくれているのなら、お兄ちゃんに一つだけお願いがあるんだ

 

 



わたし……どんな姿になっても、お兄ちゃんとずっと一緒にいたいです……。

 

 



これが、わたしの願い。

 


たとえわたしの"心"がなくなっても、お兄ちゃんの側にいたい。

 





お兄ちゃんが見ている風景を、一緒に見たい。

 

お兄ちゃんが感じている、喜びを一緒に感じたい。

 

お兄ちゃんが感じている、悲しさを一緒に分かち合いたい。

 
























これが、わたしの最後のお願いです。


本日、18時完結!


さみしがり屋の作者に、感想を!


宜しくお願いいたします。

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