表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アンビエント・リング  曖昧な輪の連  作者: 降矢木三哲
アンビエント・リング 第一部
64/98

第五章 世界の瑕疵-『扉』  Ⅲ-ⅶ 【イリシス】 

「キョウメイ……?」





「そうです『共鳴』です」


「それはなんですか?」


「貴方を『扉』にしない唯一の方法です」

 

 



……わたしが『扉』になる……?




 

「貴方は、『扉』であるわたくしの姿を見ているはずです。あの世界から拒絶されたみすぼらしく、おぞましいわたくしの姿を……」

 

 



世界と相反する白い肌。

 

風に流れる金色の髪。

 

世界を映さない虚ろな瞳。

 

 



わたしは、彼女の姿を思い出す。

 




ただ頭の中で想像するだけで、本能的な恐怖が創造される。




 

良くないモノ……『世界の瑕疵』。




 

そして、わたしも……『扉』になる……の?


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ