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アンビエント・リング  曖昧な輪の連  作者: 降矢木三哲
アンビエント・リング 第一部
59/98

第五章 世界の瑕疵-『扉』  Ⅲ-ⅱ 【ルクト・イリシス】 

間違って投稿していました。


修正しております。


申し訳ございませんでした。

どれぐらい広い……の?





どれぐらい狭い……の?





そして、ここはどこ……なの?





……分からない。





わたしは、蒼色の世界の中に漂っているだけ……。





……お兄ちゃん…………は……?

 




あれ……?

 




な……に……?

 




……そう……だった……わたしは呼ばれたんだ。


 



誰に?



 


誰だろ……?

 




……分からない……よ。

 




お兄ちゃん……どこ……? 

 




どこに……いるの?

 




ひとりにしないでよ……。





お兄ちゃん……。





   ▽



「……『共鳴』させるやと……?」


 

僕は、その言葉の意味することを理解できなかった。想像すら……できない。


「そうだ。ルシアとテレーズを『共鳴』させる。そうすれば、テレーズを『凍結』させることができる」


「『凍結』? なんやそれは!? もっと具体的に言ってくれ!」


僕の身体が熱くなっていく。

 

予感がした……レクラムの口から放たれる言葉の予感。

 

そして、それは……最悪のものだった。





「つまり、テレーズの"心"を強制的に停止させる」





……って……っているんや……何を言っているんやこいつは……?

 

停止?

 

何を?

 

誰を?

 

イリシスを?

 




イリシスの心を停止させるやと!?

 




上手く理解することができない。

 

上手く想像することができない。

 

しかし……上手く『創造』することはできた。

 

停止……心を停止……させる。

 




それは……。


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