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アンビエント・リング  曖昧な輪の連  作者: 降矢木三哲
アンビエント・リング 第一部
35/98

第四章  曖昧な輪は望む者の手の中に Ⅱ-ⅲ 【イリシス】

「だって、あたしルクト様のことが大好きなんですもの!」



な、なに!?


 

いきなり告白ですか!?  


 

マリーナさんが"ルクト様"のことが好きだってことは知っていただけど……展開が早過ぎるよ……。

 

なんとかしなくちゃ……なんとかしなくちゃだよ!

 




……でも、どうして? 





べつに、もうお兄ちゃんの"一部下〟にすぎないわたしには、関係ないじゃない?





…本当は……もう"お兄ちゃん〟だなんて思ってもいけないんだよね……。





でも、まだ心の中で思うぐらいなら……うん、きっとそれぐらいならいいよね。


誰にも迷惑かけるわけじゃないし……。

 

だから、そんなことぐらいしか許されないわたしには、マリーナさんがお兄ちゃんに言い寄ろが、告白しようが、あんなことや、こんなことをしようが、何も言う権利はないよね……。





……でも……でも……言いたいよぉ……。





こんなのなんかいやだ……いやだよぉ……。


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