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闘病記のようなもの  作者: 十番目の実験体
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モルモット④

優しいA村先生がほかの病院へ(泣

3月中旬にあった卒園式は入院中のため出られず


4月の入学式も諦めていたが

A村先生から入学式は出てもいいと許可が出た


でもそのときにとっても悲しいことを聞かされた


A村先生が別の病院に行ってしまうとのことだ


そんな・・・


一緒に頑張って良くなろうねって言ってくれてたのに・・・


声を出さないよう布団の中で泣いた


泣くと血圧上がるんだってね

知らなかったわ


だからか看護婦さんが「あれ?はるちゃん血圧高ーい」って

よく言ってたな(汗


・・・


・・・


4月になり、A村先生は他の病院に


今度の先生は小児科部長になる人だからずっと変わらないよって

看護婦さんが言ってたけど・・・どんな先生かな

怖い人だったらイヤだなぁ


と、心配したがそれは徒労に終わった

やさしいというか・・・うん、おもしろい先生だ


T先生

納豆が大好きで毎朝の納豆は欠かさないとか

退院決まったら納豆パーティしようかとか言ってたな(笑


退院してから外来通院してたときもお手紙のやりとりしてくれた

それは私が15歳で小児科卒業するまで続いた


後から知ったけどT先生は小児腎臓病だけじゃなく

小児糖尿病の専門医だったらしい


後に独立して小児病院の院長されてた

今もだけど

T先生今でも毎朝納豆食べてるんかな

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