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闘病記のようなもの  作者: 十番目の実験体
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モルモット③

個室から4人部屋に移動

入院が長くなるのを聞かされた日の午後

個室から4人部屋に移った


今まではときどきよる母親が簡易ベッドですぐそばに寝ていたのだが

6歳になったのでそれもダメになった


もともと母親に添い寝してもらっていたわけじゃないが

入院が長引くのと夜母親がついてくれなくなったので心細くなった


偶然だと思うがここの部屋の全員3月生まれだった


病気はさまざまで

一番年長の男の子が小学3年生で病名は知らないがずっと点滴をしてる

昼間母親が付き添っているが

入院が長引いているからか親子ともに神経質になってる模様


6歳なりたての私が年齢上から2番目

紫斑病性腎炎(って言われた)


次がちょうど私の1歳下(誕生日同じw)で5歳なりたての男の子

この子がまた偶然同じ紫斑病性腎炎


一番年少の子が3歳の女の子で筋無力症とのこと


年少2人は母親がほぼつきっきりだ

一人っ子で6歳以下だからだろう


うちの場合は5歳のときでも兄弟が他にいるから

母親はときどきしか夜付き添いしなかったけどね


んで

治療と言っても、

当時小児腎臓病に効く薬はなく

絶対安静と超減塩食(味ないぞー

畜尿(おしっこを所定の容器に入れる)

ときどき検査用に試験管を渡され、それにおしっこを入れるのだが

なかなか難しい

慣れないうちは・・・(泣


おかげで後に

理科の実験で試験管に薬品入れるの上手だったわぁ(笑


あとは採血

これは朝の起床時間前に看護婦さんが枕元に来てちくっ!


そんな日がしばらく続いた

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