モルモット①
難病で入院したときの話
もうすぐ幼稚園卒園という2月下旬
私の左足ふくらはぎに大きなアザができた
3~4センチほどの毒々しい紫色で痛みがある
生まれつき足が悪いため
よく転倒していたので、それでアザができたのだ
まぁ数日で治るだろうと私も親も思っていた
ところが1週間ほどしてもアザが消えない
痛みも消えない
気のせいか位置も変わってる?
母親に連れられて近所のかかりつけの小児科に
医師がこれはただのアザじゃないかも
紹介状書くので大きな病院で診てもらうようにと言われた
紹介先は某赤十字病院の小児科
眼鏡をかけたやさしそうな感じの男性の医師だった
尿検査と血液検査を受けた
採血失敗されて痛くて泣いたので母親の膝の上に座って受けた
結果は良くなかった
翌日入院が決まった
入院してからも、そのやさしいカンジの先生が担当だった
(A村先生)
最初の数日は病院都合で個室だったため、母親が付き添いで泊まることができた
ので痛い採血も泣いたりしなかった
A村先生はほぼ毎日顔を出してくれた
食事は減塩食で味が殆ど無いものばかりだった
水を大量に飲まされて限界までおしっこを我慢するという
なにそれ何の荒行?ってな検査もした
泣けた(汗
10日ほどたった3月上旬
この日は私の6歳の誕生日
A村先生の話では検査入院だから
だいたい2週間くらいとのことだった
「はるちゃん、いるかな~?」
水大量がぶ飲み&おしっこ我慢大会=クレアチニン・クリアランス
腎機能を調べる検査
5歳児には拷問としか思えん(汗