質問だ!解体だ!死体だ!祈りだ!
感想来たぜひゃっふー!
やる気でたが凸砂ものを書きたくなってしまった、
1回あとがき書き終わった後に消えた。地獄寸前だった。
森の中に冒険者の男とかわいらしい女の子がいました。
どうやら女の子は冒険者にいろいろと質問してるみたいです。
「お兄さん!お兄さん!この世界に魔王とか勇者とかっているの?」
「そんなこともしらないの!?今国と魔王軍がバチバチ睨みあっている状況だよ!?」
「国?それは今私たちがいる国ですか?どんな国なんですか?」
〚なぁいつおわんのこれ?〛〚明日じゃない?〛〚ロリコンもさすがに落ちるっていって落ちたしな、つか通報者どこよ〛〚もう配信12時間越えたぞ〛〚ながw〛〚確か魔物エンカウントが九時間前後だったろ?質問三時間つづいてんのか。〛
さてさて女の子の質問が終わるか、冒険者が折れるかどちらが早いのでしょう。
「魔王軍と戦ってる国は僕らがいるレオ・フランテスク王国と隣のレオンハルト王国、そしてアレクサンドラ帝国で、
フランテスクはわりといろんな人がいて、ドワーフやエルフなどの亜人ともなかがいい、
レオンハルトは貴族、騎士中心でちょっと僕らにはよりにくいかなぁ、
そしてアレクサンドラ帝国は独裁国家なんだけど今の皇帝が手腕がすごくてね。兵力も国力も一番あるね」
「じゃあじゃあ亜人にはどんなのがいるの!鬼とか竜人とかはも亜J、、、」
「ああああああああ!もう無理!限界!質問攻めきついから!
一旦街行こう!続きはあとにしよ!魔物の素材も悪くなっちゃうし!」
〚あ、折れた〛〚まあ当然じゃない?〛〚むしろ三時間持ってたことが驚き〛
やはり冒険者が折れました。
「え、まだ質問したりないのに~!」
女の子は頬を膨らませました。
〚かわいい……〛〚なー〛
「魔物の捌き方もしりたいんでしょ?こんなところで夜を迎える気なの?」
「ぐぬぬ、しかたありませんね。さあお手並み拝見といきましょうか」
女の子は嫌そうに冒険者の提案にのりました。
「じゃあ早速いくね。まず毛皮を剥がすからよく見ててね。
ここにナイフを入れて、腹の真ん中を切り裂いていくんだ。」
冒険者は腰に付いた小さな鞄からナイフを取りだしパキパキと魔物の解体を始めました。
〚この冒険者やりおる、手際がなかなかいい〛〚そうなん?ようわからんけど〛〚俺ちょっと北の方で猟師やってんだけどこの手際は猟師連中にもなかなかいないわ。〛〚本職っすか!?それに誉められる冒険者すご〛
それはすごい手際で、ときどき説明を交えつつなかなかに分かりやすい捌き方でした。
「ねぇ君、…」
「ふぇ!?」
女の子はすげぇ、と呆然してると冒険者に急に話しかけられました。
どうしたどうした、とはてなマークをいっぱい頭に浮かべました。
冒険者は女の子にナイフを差し出しつつこう言いました。
「ちょっと解体してみる?」
「、、、、、、え、ええ、ええええ!?!?いや無理ですよ!?自分でできないから解体してもらってるんじゃないですか!」
「何事も経験だよ。僕だって最初はできなかったしね。
経験できるうちにしておくのも必要だよ。」
「はあ、じゃあやってみます。」
女の子はしぶしぶとナイフを受けとり、魔物を見様見真似で捌いてみます。
「そこは右の方に真っ直ぐに入れて。ナイフの使い方は力を入れずに裂けるとこだけさく。筋肉を裂こうとするんじゃなくて筋肉にそって裂くんだ。ここは………」
冒険者のいうとおりに進めていくと簡単にナイフが入ります。
女の子はサクサクと魔物をさばけることに夢中になっていきました。
ザクザク、スパッ、スーっ、
この解体するときに感じる感触がなかなかきもちいいのです。
「視聴者の皆さん!解体って楽しいですね!
あとちょっと視聴者さんのこと忘れてましたごめんなさい」
〚俺たち忘れられてた!?!?〛〚解体楽しいってちょっとこわい、、、、、、でも興奮する(*゜∀゜)=3〛〚←通報しました〛〚お、通報者いたんだ〛
「通報者さんロリコン紳士さんいないと霊圧さがりそうだもんねー。さてザクザク捌きますよー。」
ザクザク、ザクザク、ザク、ガッ!
「ん?なんか引っ掛かった?なんだろう?皆さんなんだと思います?」
〚骨じゃね?〛〚いやいや魔石だろ?〛〚ほう、あのよくあるやつか〛〚俺も魔石に一票〛〚換金するとかできるやつか〛〚そうそう!〛
「ほほう。いいことを聞きました。じゃあお金のためにもさっさとかっ捌きますかね!よぉーしいっちゃいますよー!、、、」
「あ、君。そこは解体しないほうが…」
「ザクッとな!さて何がでるのぅうううううひゃああああああああ!」
解体して出てきたものを見て、女の子が顔を真っ青にして逃げ出しました。
〚どったん?〛〚怯えてるのもかわいい〛〚何が出たんだ〛〚よくわからんが草〛
「皆さんあれが見えないんですか!?」
〚見えん〛〚角度的にな〛〚ちょい見せてみ〛
「私もうあんなの見たくないので勝手に見といてください!」
女の子がそういうと、視聴者たちの画面の中の映像がゆっくりと動き、先程まで女の子がかっさばいていた所をうつしました。
〚あ、なるほど( ̄▽ ̄;)〛〚こりゃ逃げるわ〛〚丶(・ω・`) ヨシヨシ〛〚ほねぇっ!?〛
そこにあったのは人の腕の骨でした。
「だからばらさないほうがいいっていったのに……」
「遅いですよ!」
「ごめんごめん、あとは僕がやるよ。……でも本当にこのフレアウルフに食べられた冒険者はかわいそうに。あとでタグとかギルドに渡さないと……」
冒険者はそういいながら魔物の内臓の中味を確認します。
中からは消化中の肉や骨がたくさん出てきました。
冒険者はその中から人の骨や革袋、装備をかき集め、持って帰えるものとおいていかざる終えないものに分別しました。
「、、、あの、、、、、、お兄さんは怖くないんですか、、、?」
「ん、まあこわい、、、いや怖かったよ。
長いこと冒険者やってるとこんなこともわりと多いんだよね。
時にはパーティ組んだやつが目の前で食い殺されることだってあったし。
人の生き死になんて冒険者には日常の一コマなんだよ。
だからなれなきゃいけなかった。」
「そうなんですか、、、かなしいですね。」
「でも、だからこそ、冒険者の亡骸を見つけた時は丁寧に供養してやらないといけない。
ダンジョンだと特にね。彼らの死は後の冒険者への架け橋となるから。だからこいつらも持って帰ってやんないと。」
冒険者はフレアウルフの中から出てきた装備や骨を革袋にまとめました。
女の子はしんみりとしながら手を合わせました。
この狼に食われた冒険者の冥福を祈って。
〚英霊たちに敬礼!〛〚〚〚ハッ、〛〛〛
画面の向こうにいる視聴者たちも各々が祈りました。
―シーン―
鳥の鳴き声も虫の音も聞こえない、人によっては美しさを感じる沈黙が訪れました。
それは自然から死した冒険者たちへの祈りだったのかもしれません。
その沈黙は永遠に続くように思われました。
「そういや君、こんなかでほしいのある?」
冒険者がぶっ壊すまでは。
「ちょ、お兄さん!」
〚こんにゃろ厳かな雰囲気ぶち壊しやがって〛〚このばかくそやろう!〛〚さっきのかっこいい発言はどこいった!〛〚サイテー〛
「ん、どうしたの?あ、そっか!冒険者は亡骸を見つけたとき、そこにあったものの1割をもらえること知らないんだね!
とりあえずこの指環なんかいいんじゃない?魔法の銀の指環だよ!
なんか結婚指環っぽいけど」
「ぶっ殺す!!!」
〚やっちまえ!〛〚今度は自分の意志でやつをやるんだ!〛〚冒険者、あなたは罪をおかしました。それはネット民を怒らしたことです。〛
そうして女の子は冒険者に殴りかかりましたとさ。
「誰か助けてぇええええええ!」
このスレはTS転生者の異世界配信について語るスレです。アンチは地獄行きトラックにはねられてどぞ。
265、名無しの視聴者
さすがに過疎って来たなー、
266、名無しの視聴者
まあ当然だろ。12時間越えの配信なんてまずない。今も質問だけだしな
>265
267、名無しの視聴者
質問始まってからみんなの霊圧死んだしな
>266
268、ロリコン紳士
なんだと、あんなかわいいロリを見ないというのか!みんなあたまおかしいんじゃないか!
269、名無しの通報者
通報しました
>268
あたまおかしいのはおまえだ。
270、名無しの視聴者
あれ?仲良しお二人さん生きてたんだ
271、名無しの通報者
仲良しじゃない!
>270
272、ロリコン紳士
仲良しじゃない!
>270
273、名無しの視聴者
やっぱりほぼ同時なんだよなぁ、、、
274、名無しの視聴者
つかロリコン紳士お前模試はどうした?
それで落ちるっていってたんだろ?
275、ロリコン紳士
休憩時間ナウ、配信の様子知るためにここに来た。けどもう少しではじまるからまたおちる。ばいび
>274
277、名無しの視聴者
おう、がんばれよ!
278、名無しの通報者
でもやはりあいつは本当のロリコンだな
279、名無しの視聴者
そういや、通報者はなんでいなくなったの?
280、名無しの通報者
いなくなったのではない、出る場を見失ったのだ。
281、名無しの視聴者
なるほど
282、名無しの視聴者
おーい、質問終わったからこっちおいでー
283、名無しの視聴者
おー、
284、名無しの通報者
りょーかい
………………………
評価、感想もっと寄越せー!
Σ(`ΦωΦ)_┳※・・・・・・・・・・・・・