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日本の心

作者: 檻田 優

地の果て


果ては行き着く先


ここが楽園


またの名を極楽


精神とは空気のようなもので


身体は限り無く日本刀に近い


気を重んじる風習は


全てのものを日と同化させる


辿り着いた地の先はなく


箱の中の時は鈍足で


正と負は熱と光以来の衝撃を与え


その時、風は音速を超え


季節は風景と名を変え


祈りと感謝は切り離された


利き手は徐々に力を無くし


似て非なるものが口を挟む


希薄な繋がりを自ら求むが


錯覚と哀愁は与えられたもの


だが我々には種がある


万国の山々より富士の山は高く


作法は、どこか懐かしさを感じ


伝統と変革に敷居を必要としない


決定的な差は、いつも時が解決する


虫は学習し火を使い


西瓜は木になる準備を始め


鳥は翼を捨てることを選択したが


それは全て自然の理


全ては、この道に繋がっている


太陽と議事堂の間に雲はいらない


それが日本


全ての芽を出し、日に向かい伸ばす


それが日本

6度目の投稿です。


よろしくお願い致します。

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