表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
空、仰ぐ。  作者: 亜紅亜
1/6

遠い日の思い出。


綺麗な景色の場所だった。

透き通った水が流れる川に、青々と生い茂った木々。澄んだ空気。

森林の中央には、ひと際目立つ一本の大木が立っていた。


その中に、綺麗な少女が一人。


白くて細い腕と足。大きな麦わら帽子。

純白のワンピースが眩しい。


ぱしゃぱしゃぱしゃ。


川に足を入れて、ただ一言。


「気持ちいいですね」


と、微笑んだ。

俺も嬉しくなって微笑み返す。


「裕也さんも、入ったらどうですか?」


綺麗な瞳で俺に問う。


「いや、俺はいいや」


「そうですか。⋯景色に免じて、それも良しとしましょう。」


そう言って彼女はまた微笑み、


ぱしゃぱしゃぱしゃ。


と、水とたわむれに行った。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ