第14話~とある少女と総合診療の神?~
一様生存報告も兼ねて更新します。
少女は目を覚ます。その少女は目を覚ますとベットから起きて窓を開ける。
窓の外には、時計が建っている。その時計を見た少女は、安心したのか深呼吸をして身支度を整えた。
『ドカァァァァン、ドカァァァァァァン』
「っ?!」
大きな爆発音に少女はびっくりする。
『やあ、久しぶり』
MP3プレイヤー程の長方形の黒い板から、光で投影された人が出てきた。その人は白衣を来て、白い手袋をしている。
見た目は医者なのだが………
「ムーンウォークしながら話さないでください。視界に映ると調子が狂います。それに、毎回爆発音を出して驚かせて、私を殺す気ですか? あなたは仮にも医療系の上位の神でしょ」
『お堅いなぁ、そんなんじゃ、彼氏も出来ないぞぉ』
「………………そうですね。できてもしょうがないですが」
『………………』
沈黙が数分続く。
『仕事があるんだけどね。ちょっと君にはきつい仕事なんだ』
「?」
少女は映し出される彼を見て思った。こんな躊躇う様子を見るのは初めてのことだと。
『エトファと紅暗からのお願いでね。彼女達は医療の知識はそんなにないから人手が欲しいらしいんだ』
「どんなことをするんですか? 葬祭の神と無歴の神が依頼するなんてこと聞いたことないですけど」
『信愛の騎士のお手伝い(?)だよ』
「信愛の騎士という騎士のクラスを聞いたことがないのですが?」
『信愛の騎士は騎士系クラスの分類じゃないよ』
「? 騎士なのに騎士クラスじゃないんですか?」
『葬祭の神を信仰するクラスだから葬祭系だよ。それに、依頼されたのは「称号」の信愛の騎士を持つ人の手伝いだよ』
「聞いたことがないですね。クラスと称号に同じものがあるなんて」
『まぁ、いつ手伝うのかはわからないんだ。ここ1週間位で手伝う日が決まるだろうけど……………………』
「それで……内容は?」
『…………………………………エンバーミングの………………生前予約が入っているらしい』
「エンバーミング、、、信愛の騎士のクラスは本来エンバーマーじゃないんですか?」
『そこは、エトファに聞いてくれ、答えてくれるかは分からないけど』
「エンバーミングの手伝いですか…………普通は依頼しないでしょ医者が、死ぬ間際の人間に」
『それだけ、エトファは必至なんだろうね。不老不死なのにやつれた顔をしてたよ。詳細は現地で信愛の騎士とらしいよ』
「はい。やりますよ」
『うん、よろしく』
スクリーン投射が終わって、少女は少し疲れたのか椅子に座る。
「あれで、仲の悪い外科の神と内科の神の仲介をしていて、実力はその二人の神以上なのに格は下なんだから不思議。それに、ダンサーの神を兼任している総合診療の神ってどうかと思う」
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名前:宮下義嗣
レベル:1
職業:システムエンジニア、運用オペレーター
職種:システムサービス
信仰神:葬祭の神
クラス:クシャトリア
称号:教会所持者
称号ストック:神の寵愛を受けし者(神から様々な恩恵を受けることができる。)
神を従えし者 (マイナススキルの緩和、ただし、従者が側にいなくてはいけない。)
筋力:2
体力:2
速度:3
魔力:3
知力:2
器用:2
精神:2
運勢:2
霊力:3
超能力:3
称号特性:
教会でシャワーを浴びることができ、エンバーミングを行う場所がその教会で提供される。
クラス特性:
教会からの依頼を選んで受注できる。
祝福:
プログラミング能力上昇
特技:
混乱上昇、記憶力低下、コミュニケーション能力低下、気力低下、二重人格、霊力、超能力使用不可
特記事項:
職業はSEだが、不況の影響で運用オペレーターをやっていた。
特殊基本能力:
霊力、超能力
所持金:200円、60万ミラ
持ち物:
ビジネスバッグ、仕事用のノートと書類、クリアフォルダ、うがい薬入り喉飴、栄養剤、風邪薬、コムラガエリ用(足つった時)薬、洗顔シート、筆記用具、煙草、ライター、胃薬、折りたたみ傘、タイマー機能だけ使っている折りたたみ式携帯電話、スマートフォン、iP○d、携帯食料、飲み物、銃弾。
着ている服:スーツ、コート(ナイロン製薄くて安いものと、取り外し可能な2枚重ねのコードで高いやつの2着)、マフラー。
折りたたみ携帯の転送登録:
スーツ、携帯食料、飲み物、栄養剤、銃弾
装備
武器:折りたたみ式携帯、桜蒼、デザートイーグルカスタム50AE
胴体:防弾刃ジャケット
足:グラスファイバー製プロテクター(黒)
腕:グラスファイバー製プロテクター(黒)
アクセサリー:時計、眼鏡
装備特性:
火炎耐性、対弾耐性、対刃耐性、射撃命中率上昇
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