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異世界の死化粧師  作者: 死化粧P
異世界デイズ
31/49

第06話~サエさんの力とギルドの説明と改造携帯完成(ながっ?)~

「ふむ、じゃ、私のギルドカードはこれじゃ」


 サエのギルドカードに目が向く。


「……」


「?」


「義嗣?」


「……ああ」


「驚いたかい?」


「……うん」


「ケタが違いすぎる」


「まあ、頑張りや」


「うん」


「まず、私のフルネームは、サエ・ダイヤ、ここに来た時はファミリーネームはなかったんじゃがのう、ギルドランクがクイーンになると付くんじゃ、でじゃ、そのギルドっていうのが何かというと、人々の困ったことを依頼として出したり受注したりするところじゃ。ここまでは、義嗣の世界のゲームでもかわりないと思うが、どうじゃ?」


「ああ、変わんない」


「ここからが、私もとまどったんじゃが、まず、ギルドにも種類がある。それが、スペード、私の所属するダイヤ、ハート、クローバー、キメラというものがある。どうしてこんなものがあるのかはさておき、義嗣はこの5つのギルドからどれかを選んで所属しなければ迷宮を探索ができないのじゃ。私としてはダイヤをお勧めするぞ、私がいろいろできるからな。何が違うかというと、まず、スペードは、剣を得意とする者が集まりやすい。その理由としては、ギルドランクが上がる時に得る特性が剣技だからだ。おのずとギルドの依頼もそんなものが多い。ここに来る奴らは基本的にいい奴だが、人の話をちゃんと聞かない奴が多いな。それと、レベル上限が高い。私はレベル300。この300が上限なんじゃが、普通の探索者は100に届かないで引退を迎えることが多いのじゃが、このスペードのギルドは、殆どが100を超えることができるのう。そして、私のダイヤじゃが、ここはさっきのスペードとは逆にレベルの限界が低くなる傾向があるのじゃ、私は例外じゃが。ランクを上げると主に射撃の特性が上がる。ここに所属するものは、後輩の面倒見が良くて、繊細な奴が多いのう。ハートはランクが上がっていくとバランス良く特性も上がる。レベルの限界もスペードと変わりない。だが、ここは、コミュニケーション能力が低いかのう。クローバーは、棒術系の特性が上がるのう。他の3つとは違って、ステータスの中から2つの位の能力の補正がかかって上昇する。ここは、複数種族の割合が多いのぞ。キメラは変わっていてな、特性上、レベルが上がるのが早いんじゃ。そして、ランクが上がるにつれて付く特性はないんじゃが、ステータス全体が上昇するのじゃ。ここは雰囲気が悪くてお勧めはしない。他のギルドとも余り仲が良くないしのう」


「じゃ、俺は、ダイヤにするよ。人付き合いが苦手だしな」


「そうか」


「それで、ギルドランクなんじゃが、最低ランクの2から10まで、その次にA、その後JACK、QUEEN、KINGとなる。2~5までが初心者のランク6~9までが中級者、10からが上級者となっておる」


「へぇ~」


「ステータス値の順位は2~13で、最高がAじゃ、後は後々説明しようかのう」


『番号札1番でお待ちのお客様、作業が完了しましたのでお越しください』


「なんつぅジャストタイミング」


「そうじゃの」






 携帯ショップに着いて、ランプの点灯しているロッカーを開ける。すると見た目は変わらない携帯が現れた。まあ、使い易ければいいが。


「どんな機能が入っているんじゃ?」


「さあ?」


「……義嗣、お前さん結構真剣に選んでおったはずだが」


「ああ、折りたたみの方は真剣に考えたけど、スマートフォンの方は100万でやれるだけやったからなぁ」


「呆れたわい、殆ど携帯につぎ込んだんだわけはなんだい?」


 結構使ったなぁ、残金いくらだろうか。


「じゃ、試しに使ってみるか」


『ギルドカードをかざしてください』


「音声ガイダンスかい」


「ええ、CVは有名な女性声優さんにできたんです」


『登録完了しました。マスター』


「電話帳登録しておくか。サエさん」


「なんじゃ?」


「離れた時でも連絡取りたいんで、ギルドカードを携帯に……」


「ほう、指輪やイヤリングが主流じゃが、義嗣は携帯にするのじゃな。だが、私はあいにく通信機器関連のアイテムを持っておらんが」


『相手側は、ギルドカードをそのまま通信機として御使用になれます』


「ほぉ~う、便利だのう」


「ハンドガンも使用可能だ。便利になった」


「で、もうひとつの方はどういう風になったのかのう?」


「さあ? 値段で選んだけど、神様お勧めパックの葬祭の神編を選んだよ」


「……あの神様か、ということは、義嗣はその葬祭の神様の後継者候補かのう」


「葬祭の神?」


「葬儀でお世話になるような神さ。葬祭の神は、神の中でも、人から神になった2人目の神様さ」


「へぇ~」









□□□□□□□□□□□□□□□□□

名前:宮下義嗣


レベル:1

職業:システムエンジニア、運用オペレーター

職種:システムサービス

称号:なし


筋力:2

体力:2

速度:3

魔力:3

知力:2

器用:2

精神:2

運勢:2


特技:

混乱上昇、記憶力低下、コミュニケーション能力低下



特記事項:

職業はSEだが、不況の影響で運用オペレーターをやっていた。



所持金   :283万2000円


折りたたみ式携帯改造費:

38万5000円


スマートフォン改造費:

98万8000円


差引額合計:137万3000円


残額:146万2000円



持ち物:


ビジネスバッグ、仕事用のノートと書類、クリアフォルダ、うがい薬入り喉飴、栄養剤、風邪薬、コムラガエリ用(足つった時)薬、洗顔シート、筆記用具、煙草、ライター、胃薬、折りたたみ傘、タイマー機能だけ使っている折りたたみ式携帯電話、スマートフォン、iP○d。


着ている服:スーツ、コート(ナイロン製薄くて安いものと、取り外し可能な2枚重ねのコードで高いやつの2着)、マフラー。




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□□□□□□□□□□□□□□□□□

名前:サエ・ダイヤ


レベル:300

職業:異世界案内人

職種:フィナンシャルサービス



信仰神:案内の神

クラス:先行者

称号:シュエンの母



所属ギルド :バックロード

ギルド種別 :ダイヤ

ギルドランク:QUEEN



筋力:6

体力:9

速度:A

魔力:A

知力:12

器用:13

精神:A

運勢:10



ギルドランク特性:

射撃能力上昇、腕力上昇、脚力上昇、火炎魔法強化、幻想魔法強化、魔力吸収能力、略奪能力、暗視能力



称号特性:

シュエンの人々に愛される。


クラス特性:

先制攻撃の確率が上がり、バックアタックの確率が下がる。



祝福:

どんな状況下でも笑顔を絶やさず、案内者に安心感を与えることができ、信頼も得やすくなる。



特技:

プログラミング、無詠唱、速射、精密射撃(ピンホールショット、ワンホールショット等)



魔法耐性:

火炎魔法耐性、幻想魔法耐性、精神魔法耐性



使用魔法:

加速魔法、強化魔法、幻術魔法、飛行魔法、火炎魔法、特殊魔法



魔法カード:

METAL(銃に強化魔法をかける)

PANCH(パンチの威力強化)

KICK(キックの威力強化)

TRICK(幻術系分身魔法)

FIRE(炎魔法攻撃)

CHARGE(魔法カードの魔力を補充)

FLY(飛行魔法)

CHANGE(登録しているカードの中で、プログラムされたパターンからその場で所持している最適な魔法カードになる)

NASTY(不快な音波を発生させる)

ACCEL(瞬間的に加速する)


残り3枚ブランクカード



装備:

武器:専用武器『リバース』、日本刀、小型ナイフ10本

胴体:炭化チタナイト繊維のジャケット

腕:龍の髭で作ったグローブ

足:計測の足甲

アクセサリー:受け継がれしダイヤの指輪



装備特性:

魔法カード使用可能、火炎耐性、地形の目視計測力上昇



所持金   :5億4000万8900ミラ



持ち物:

魔法の袋、携帯食料、薬



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